歴史
直前の時代の物語
「彼」がいた
何から生じたのか、どこから来たのか、生物なのか、あるいは機械体なのか、それともそもそも「存在すらしない存在」なのか、知ることのできない存在である。
彼の目的は「より完全な」世界を作ることである。 彼は「アブソリュートソウルコア」という絶対的な道具を自らが選んだ種族に与えることで、彼が選んだ種族が完全な文明を築けるよう支援する。
しかし、「彼」は自らの目的に強く執着しているため、この選択は諸刃の剣ともいえる。 もし文明が「彼」の望む状態へ発展しなかったり、アブソリュートソウルコアの使用方法を誤ったりした場合、アブソリュートソウルコアが自ら滅びるか、あるいは「彼」がアブソリュートソウルコアの力を暴走させて文明を滅ぼし、コアを回収する。
彼はこのような行動を幾度となく繰り返しており、学者たちによれば、オノラブルエイジの「大破壊」も、そのアブソリュートソウルコアの所有者が暴走したために起こったものだという。
アブソリュートソウルコア
それは計り知れない権能と武力であると同時に知識でもあり、過去における複数の文明の発展と滅亡に関する記録でもある。 アブソリュートソウルコアを利用するには、特別な資格が必要である。 資格を認められても等級が存在し、等級ごとに使用できる能力が異なる。 現在までにそのアブソリュートソウルコアの最も「正当な支配者」として認められた存在は、まさにオノラブルエイジに大破壊をもたらした「魔王」であった。
コアの使用に失敗すると、甚大な代償を払うことになるという。 資格のない者がコアを使おうとすると、凄まじい反発力に抗しきれず、肉体と自我が崩壊するという記録が残っている。 また、アブソリュートソウルコアに不正に接近した場合は、接近に対する代償を負うというが、詳しい内容は知られていない。
このアブソリュートソウルコアというものがどのような姿をしているのか、実体があるのかどうかは、ASCを得た者でなければ誰にも知ることができず、一説によれば、資格を持つ者の遺伝子に吸収されて受け継がれるともいう。
オノラブルエイジ
フォースとコアテクノロジーに関する研究が最も盛んに行われた時代だと伝えられている。 それ以前のロストエイジの記録がまったく残っていないことを考慮すると、現在までで最も優れた文明の発展が成し遂げられた時期だと評価されている。
この時代に、ファウストという名の一人の天才科学者が統一場理論を完成させた。 統一場理論とは、「すべてのエネルギーは〈5th Force〉と名付けられた力へと帰結し、これを活用すれば人間の能力を無限に近いところまで発展させられる」という理論である。
その後、5th Forceの研究は極限のシンドロームを引き起こした。 幼い子供から死を目前にした老人に至るまで、フォースを理解し使いこなすために躍起になったほどであった。
そのため、フォースの研究と理解が本格的に進み、正式な教育機関がまだ設立される前から、優れた能力を持つ超能力者たちが次々と現れ始めた。
彼らはまもなく社会の枠組みと政府の制度から逸脱し、世の中では大小さまざまな衝突や事件、事故が絶えず起こった。
力を持つ者と力を持たない者、力を得ようとする者、既存の秩序を守ろうとする者たちの間で、世の中の混乱は次第に大きくなり、ついに各国政府は特殊機関を設置し、フォースをはじめとするあらゆる科学技術に関する情報を統制することにした。
政府は軍事力を前面に押し出して、認可されていない超常能力者たちを無差別に粛清し、同時に5th Forceの軍事利用を目的とした実験を進めた。
政治家たちは、このような強大な力を自分ではなく他の誰かが持つことを恐れていた。 彼らのこのような考えは、当然のように人命を殺傷する目的の軍事武器研究へとつながった。
徹底した監視と警備の下で、さまざまな実験が行われた。 無分別な実験によって一般人が犠牲になった。 このことを知った人々は、政府が自分たちの目と耳をふさぎ、自らの欲望を満たそうとしていることに憤った。
そこで人々は、「直ちに人体実験を中止せよ」と「情報を共有せよ」と主張して、デモを始めた。 このとき、5th Forceの発見者であるファウストもデモに積極的に参加した。 ファウストは、本来の意図に反して研究成果を独占し、奪い取った政府に強い敵意と裏切られた思い、嫌悪感を抱いた。
政府はデモが激化すると、自分たちの意思を代弁する御用科学者を登用し、ひとまず見せかけだけでも人々の要求を受け入れると約束した。同時に、ファウストに罪を着せて抹殺した。
その後、ファウストについては「死んだ」だの「狂人になった」だの、「海外へ逃亡した」などという噂ばかりが広まり、誰も彼の姿を見られなくなった。 若くして統一場理論を完成させた天才科学者にまつわる話も、時の流れに埋もれて徐々に忘れ去られていった。
その後、政府は超常能力を合法的に学べる場であるアカデミーの設立を積極的に奨励し、各国に大小さまざまなアカデミーが生まれることになった。 政府にとっては、一般人に「許可されたもの」だけを学ばせるほうが、はるかに統制しやすかったのである。
そんなある日、各国政府に、自分たちを「プロメテウス」と称する者たちから謎の脅迫状が届いた。 彼らの要求は次のようなものだった。
強欲に目がくらみ、知識を独占する政府は、すべての情報を公開して人々を自由にすること。そして、破壊を目的として行われているすべての軍事実験を中止すること。これを実行しなければ、テロも辞さないというのだ。
政府はこれをたわごとだと考えて無視したが、実際にテロが起こった。 各国の超常科学研究所と、親政府的な御用アカデミーが破壊されたのである。 政府に不満を抱くアカデミーが黒幕に違いないと確信した各国政府は、「テロ撲滅同盟」を結成し、大規模なアカデミー弾圧を開始した。
血の嵐が吹き荒れる事件の幕開けだった。 プロメテウスのテロとともに政府と人々の戦いも続き、「軍事武器を作るために幼い子供まで人体実験に利用した」という暴露が相次ぐと、ついには大規模な流血事態まで起こった。
そんなある日。 勝者も敗者もいない凄惨な戦争を戦い抜いた人々が疲れ果てていたとき。 大破壊が起こった。
大破壊、そしてセイントバレンタイン
大破壊は7日間にわたって続いた。 伝承によれば、世界でこれまで見たこともない魔物たちが空から、地上から絶え間なく現れて文明を破壊し、人々を傷つけた。それと同時に、地球規模の天変地異や津波、地震、火山噴火などが起こったという。
一体なぜこのようなことが起こったのか、誰によってこのような事態が引き起こされたのか、人類は何も知らぬまま死んでいった。値をつけられないほど貴重なオノラブルエナジーの知識と、栄えていた文化芸術はすべて失われ、残された財貨や各種の記録も、裂けた大地の奥深くに埋もれた。
大破壊の期間中は、超常能力者でさえ何の力も使えず、人々はただ恐怖に怯えながら無意味な抵抗を続け、命を落とした。
これらすべての過程は、大破壊の後に人々を救った7賢者によって明らかになった。 7賢者はセイントバレンタインのアカデミー出身であり、「セイント」という呼称はバレンタインの死後に付けられたものである。
セイントバレンタインは、アカデミーが雨後の筍のように生まれていた頃に忽然と現れ、小さなアカデミーを設立した。そして出自に関係なく、豊かな可能性を持つ者たちを受け入れ、超常能力者へと育て上げた。
彼の弟子の中で最も優れた功績を挙げた7人の弟子が、セイントバレンタインの死後、彼の意志を受け継いで人々を導き、やがて7賢者と呼ばれるようになった。
セイントバレンタインは、あの日の大破壊は魔王という存在がもたらしたものだと主張した。 一般人にも直感的に理解できるよう魔王という名を使ったが、実際には彼は破壊の王であると同時に創造の王でもあるという、意味不明なことも語った。
彼は、魔王はこの世界が完全に無へと帰るまで破壊を止めないだろうと語り、これを受けてセイントバレンタインは自らを犠牲にして魔王を封印することを決めた。 魔王封印のその瞬間、セイントバレンタインのそばには2人の弟子が共にいたと伝えられているが、彼らが7賢者の1人だったのか、そうなら誰だったのかについては、分かっていない。
セイントバレンタインの犠牲によって世界は消滅の危機から救われ、生き残った人々は文明の守護者である7賢者に従い、過去のロストエイジによって忘れられた文明の地、ネバレスへ移住して新たな文明を築いた。
現在のネバレス人たちは、あらゆる悪条件にもかかわらず今日のネバレスを築き上げた祖先たちを、ネバレスフロンティアと呼ぶことにした。
旅立った人々、ネバレス フロンティア
セイントバレンタインは魔王を封印し、命を失う直前に警告したという。 それは、1000年後に彼の力が尽きた時、魔王が復活するという予言だった。
予言の時が近づいたことを察知した賢者の塔では、賢者シリウスの主導のもと、各大陸に特別管理コロニーを設置することになった。
特別管理コロニーは各大陸でも気候条件が厳しいことで有名な場所に設置され、将来の魔王復活に備えて新たな戦士たちを育成するため、実力のあるオフィサーとインストラクターがそれぞれ派遣された。
また、賢者の塔ではそれまで一般人に許可していなかった各種の禁じられたオノラブルエナジーの知識を公開し始め、全ネバレス人に心身を鍛えるよう奨励した。 すると、フォースの修練に関心を持つ戦士たちが特別管理コロニーへ集まってきた。
魔王が本当に存在するのか、時が来れば本当に戻ってくるのか、そうだとすればオノラブルエイジの時のように自分たちも大破壊に見舞われるのか、何一つ確信できない状況だったが、戦士たちはフォースに関する情報を逃したくはなかった。
この時、長い間捨てられていた島だったエクシリアン島で火山の噴火が起こり、賢者シリウスはここにも特別管理コロニーを建設するよう命じた。 そしてエクシリアン島に4番目の特別管理コロニーであるポートルクスが建設されるや否や、賢者シリウスは忽然と姿を消した。
彼がすでに死亡したと思われていた賢者の塔で、次代の賢者シリウスを探している頃、全大陸で起こる大規模失踪事件とともに物語は始まる。
フアン大陸の特別管理コロニーであるデザートスクリームに住むキャプテンマークは、「私」を待っていた「戦士の星」と呼び、運命に導かれて旅立ったペイトラン一行を助け、世界を救ってほしいと頼む。
ロストエイジ
概要
記録にも残っておらず、語り継がれる話もない、文字どおり完全に失われた時代。ロストエイジ(The Lost Age)。 その時代にこの地に存在していたものが、本当に人間だったのかどうかさえ確認できない。
第1文明の形成と崩壊
- B.C. ????? 「彼」の最初の計画を実行。超古代文明、第1文明の形成に介入する
- B.C. 1xxxx 第1文明の失敗を認め、浄化作業を段階的に実行する
- B.C. 96xx 地殻変動を引き起こし、最も強大だった勢力の本拠地である最小の大陸を沈没させ、第1文明の浄化作業を完了
第1文明の特徴は次のとおり。
- 失われた神性に最も近い力である「エーテル」を、「彼」から伝えられたASCを通じて使用する
- 「エーテル」の活用によって世界を支配する
- 遺伝子工学が特に発達しており、寿命の延長や強力な生体兵器などを利用した。さらには他の人間までも改造し、兵器奴隷として利用した
- 巨大な飛行体も操ることができ、個人の武力によって、後世に「魔法」と呼ばれる超常現象を扱うこともできた
- さらには宇宙にも進出していた
- ASC制御器(コードネーム:バベル)を開発し、ASCの力を制御しようと試みていた。
しかし、第1文明では、失われた神性を取り戻すための試練のうちその一つである「権力欲」によって内紛が起こり、互いに衝突した。彼らは「エーテル」を神性に近づく道ではなく「力」として認識するようになり、他者の魂さえも支配しようとした。これにより「彼」は文明だけでなく、汚染された魂の浄化も決定した。最終的に第1文明の生存者はほとんど残らなくなった。ただし、その痕跡は各地に残ることとなった。
第2文明と第3文明に誕生した数多くの怪物に関する伝承は、第1文明の浄化の際に隔離しきれなかった存在によって作られた。しかし、世界に残った怪物の大半は、闇の中で世に背を向けた第2文明の末裔によって消え去っていった。さまざまな超常能力を収めた記録は、ASCの記録のごく一部にすぎない。エメラルド・タブレットやネクロノミコンも同様だった。第3文明で「小説の中のフィクション」や「伝説」として片付けられている多くのものの裏には、第1文明や第2文明の末裔、あるいは怪生物やモンスターの存在が関与している場合が多い。一部の生存者はCABALの原型を結成し(CRF、GoR)、第2文明の滅亡に間接的に関与し、第3文明を陰から支配した。
第2文明の形成と破壊
- B.C. 9xxx 「彼」の2度目の計画を実行。
ユーラシア本大陸の東方に、「精神」に制限された加工エーテルを一部の人々に伝える。「仙人」
- B.C. 71xx 第2文明の創生。単純な力[法]ではなく、精神の力[道]を人間で成し遂げるのは決して容易ではなかった。
結局、数多くの邪道が生み出され、使徒によって正道が否定されることとなった。 正道を追求していた生存者たちは世に見捨てられ、忘れ去られ、自ら消え去っていった。 「彼」はついに再び失敗を認める。
- B.C. 26xx 「道」の封印
第2文明の特徴は次のとおりである。
- 「法」を扱える精神的能力の重要性を悟り、「道」を優先的に伝えた
- 一部の人々を除いて、正しく「道」を成し遂げることはできなかった
- 「道」を成し遂げた者たちでさえ、世間から遠ざかっていった
- 邪道によって「道」を成し遂げようとする「使徒」が現れた
- 「正道」が回復する兆しは見えなかった。
- 結局、すべての「道」を世間から遮断することで浄化することを決定した
「彼」は第1文明の事例を参考にし、第2文明では精神的な成熟を重視したが、これも失敗に終わってしまった。文明の回復は不可能だと判断した「彼」は、第2文明さえも浄化することを決定した。第2文明は物質面よりも精神面の発展を重視したため、地上に残された痕跡はほとんどなかった。彼らの生存者たちは四方へ散っていった。
オノラブルエイジ
概要
大破壊以前に高度に発達した文明が存在していた時代である。 オノラブルエイジ(The Honorable Age)には超常科学という力が存在し、古代人は超常科学の力である「マナ」と「気」を自在に操っただけでなく、機械生命を創造し、生物を操作したとも伝えられている。 現在でも大陸各地でこの時代の遺跡や遺物が発見されており、発掘を専業とする職業も生まれた。他のロストエイジとは異なり、ネバレスで唯一記憶されている時代である。
第3文明の形成
- B.C. 2xxx 数学と科学、哲学の萌芽を世界にもたらす
その後、世界は段階的に発展 CRFとGoRがそれぞれの能力と知識で互いにけん制しながら文明を発展させていく 一方、両集団は絶えずASCの力を追い求める
- A.D. 1??? 「彼」が再び「法」と「道」を伝えてもよいと判断する
第1文明と第2文明の生存者たちを利用することを決定する
- A.D. 19xx 第1文明と第2文明の生存者に接触し、方法を伝える。プロメテウス(第1文明)の結成
第3文明は表面的には我々の知る歴史と同じである。ただし、その裏側はあらゆる種類の暗部と策略に彩られている。第1文明と第2文明の生存者たちは、秘密裏に第3文明で暗躍していた。歴史や野史、その他の伝承に登場するいくつかの事件に、彼らの介入が疑われているだけである。また、この時から本格的にプロメテウスの歴史が始まることとなった。プロメテウスは「法」と「道」の代わりに、すでに伝えられていた「合理」をさらに強化する方向で、理性的な「学」と「術」を発展させようとした。人間たちは「合理」と「理性」を基盤に、数多くの学問を発展させていった。 すると、それに反応して「彼」は、人間たちが「道」と「法」に近づく資格を備える方向へ発展していると判断した。「彼」は人間に伝えたものの、再び取り上げた力を伝える方法として、すでに忘れ去られつつある存在を利用することに決めた。 忘れ去られつつある存在は二つの類に分かれており、彼らは世界の中で互いにけん制し合っていた。一方は強大な力と支配を望み、もう一方は彼らから流れる血を止めるために力と支配を望んだ。「彼」はまだ「少数の支配」が完全な世界を築くうえで及ぼす影響の長短を判断できていなかったため、彼らが強大な力を持つこと自体は重要視しなかった。その代わり、彼らが互いに効果的にけん制し合い、彼の目的に役立つなら十分だと判断した。「彼」は彼らに「力」を得る方法を伝え、その方法について二者が共に行わなければ実現できないよう措置した。CRFとGoRは一つになり、プロメテウスという団体が誕生することとなった。
第3文明の破壊
- A.D. 19xx Project『Paradise』の策定。その後、約100年にわたるプロジェクトを開始
第5の力の発見が科学の力によって自然に形成されるよう誘導する。 その中心に「Child of Destiny」を置く計画の第1段階
- A.D. 199x 世紀末を利用し、オカルト・神秘主義に関する情報の拡散を誘導。
「運命の子」が登場した際に、時代から自然な反響を受けるようにする
- A.D. 203x 人類は本格的に宇宙へ進出するが、石油エネルギーは枯渇しつつある。
Project『Paradise』の第2段階を発動する準備が整ったと判断。 下位計画「Child of Destiny」プロジェクトを開始 最後のクォークが発見されるよう誘導した日から50年目に生まれるよう計画する
- A.D. 2045 「Child of Destiny」、アブソリュートソウルコアの所有者。ドクターファウスト、
Patron M.Faustの誕生
- A.D. 2067 統一場理論の完成 - 5th Forceの発見
- A.D. 2071 5th Forceの実用化研究を開始 - 超常科学研究所群を設立
- A.D. 2076 超常物品の実用化
- A.D. 2079 Dr.Faust超常兵器開発研究所勤務中、事故とともに失踪扱いとなる
- A.D. 2082 超常能力の合法化措置 - 学習方法を管理下で公開
超常能力者登録制度を実施
- A.D. 2084 初のアカデミー設立
- A.D. 2088 バレンタイン教授登場、バレンタインアカデミー設立
- A.D. 2081 プロメテウス登場
- A.D. 2087 世界的な無政府状態
- A.D. 2088 大破壊
プロメテウスは人類文明の発展を促進するために陰謀を企てた。彼らは自分たちの願いをかなえる運命の子、ファウストを見つけて育成し、ファウストは統一場理論を完成させた。その結果、すべてのエネルギーが「フォース」に融合することになった。 このようなオカルトサイエンスの台頭、すなわち超能力と科学の融合は、超常文明の誕生をもたらした。しかし、新たなエネルギー源と武力が存在するようになると、支配構造に急激な変革が起こった。優れた超能力者は社会の枠組みと規制装置から逸脱してしまい、これによって混乱が拡大していった。
大破壊
概要
古代文明の傲慢さが招いたと伝えられる災厄を指す。 その日、魔王が降臨し、古代文明は天変地異や戦争、混乱などによって滅亡し、その結果、数多くの人々が犠牲となった。
経過
記録によると、一週間にわたってあらゆる災厄が起こったという。
地上から火柱が立ち上り、空から雷が落ち、すべての人間の王たちが倒れた日 悪魔の中の悪魔、プロメテウスが現れ、災厄を引き起こした
その第一の日、世のすべての虫や獣に新たな形が覆いかぶさり 凶暴な姿へと変わって人間を襲った。
その第二の日、大地から死者と亡霊が立ち上がり、生者は死に至った
その第三の日、空から機械でできた怪物たちが降りてきた 柔らかな肉と温かな血が流れる人間たちは、あえて立ち向かうことができなかった
その第四の日、人々の中から人間たちを惑わす者が現れ、親は子を、妻は夫を傷つけた 人々は互いを信じられず、ひとり恐怖に震えた。
その第五の日、海が火を噴き、大地が裂けた 海は大地となり、大地は海となって、人間によって生み出されたものは海にさらわれ、大地に埋もれた
その第六の日、水と塵が空を覆い、光が消えた。絶望が世界を覆った
結末
大破壊(The Descent)は、最初の7賢者の師であるバレンタインが氷の大地で自らを犠牲にし、魔王プロメテウスを封印して終わりを迎えた。これを封印(The Seal)と呼ぶ。 しかし、封印が終わった後、世界の文明は取り返しのつかないほど破壊された状態にあった。生存者たちは7賢者の導きの下、別世界の大陸へ移住し始めた。これをネバレス・エクソダスと呼ぶ。
ネバレス・エクソダス
概要
大破壊を生き残った人々が、7賢者の指導に従ってネバレス大陸へ移住した出来事を指す(ネバレス Exodus)。 ネバレスの3大陸に定住するまでの長い旅の間に、人々は自然に集団を形成し、その中から指導者たちが現れた。 彼らはそれぞれ自分に従う人々とともに大陸各地へ広がり、生活の基盤を築き始めた。
ネバレス フロンティア
概要
魔王の封印後、7賢者に従ってネバレスの3大陸に都市や国家を建設した最初のネバレス人(ネバレス フロンティア)を指す言葉である。 通常は「ネバレス フロンティアのように」などの慣用句として使われ、その意味は「どれほど切迫した状況でも希望を失ってはならない」、あるいは「すべてを失っても、再び始められる意志があればそれで十分だ」というものである。 記録によれば、セージ暦元年の人口、すなわちネバレス フロンティアの人数は11,664人だったという。また、別の記録に残された彼らの証言によれば、大破壊以前の世界人口は100億人に達していたというので、どれほど多くの古代人が悪魔によって犠牲になったのかが分かる。
バトルエイジ
概要
オノラブルエイジが滅亡した後に第4文明が始まった時代である。新たに現れたネバレス大陸へ移住した第3文明の生存者たちは、自分たちを絶えず襲撃してくる6つのクランと過酷な自然環境に立ち向かわなければならず、当然ながら生活様式は彼らが知っていたものとは大きく異ならざるを得なかった。彼らは自分たちの闘争に満ちた生活を象徴するものとして、この時代をバトルエイジ(Battle Age)と呼ぶようになった。
第3文明の生存者たちはエクソダスの際、シャトルで一部の海底コロニーに身を隠し、災厄の終わりに新たに形成された大陸へたどり着いた。しかし、強大な磁気嵐によってすべての電子機器が破壊された状態では、正確な位置を知ることができなかった。そのため、生存者たちは第3文明の大陸の一部が残っていることにも気づかなかった。第4文明が発展するにつれ、世界に残された遺産が古代文明のものだということは分かったが、それがオノラブルエイジのものなのかロストエイジのものなのかを区別する能力はまだなかった。
第4文明の形成
第4文明は実質的に「彼」(The Beholder)の介入から解放されている。
- A.D. 2089 封印およびネバレス・エクソダス
セージ暦元年
- A.S. 0 第1次ネバレス大陸会議(NCC、ネバレス Continental Council)創設
- A.S. 101 賢者の塔、初の百科事典を刊行
- A.S. 310 NCCが紋章の整理に関する議案を提出
- A.S. 320 NCCが紋章の整理を完了。当該法律を制定
- A.S. 372 ヴェーダス、Colonyから独立。
- A.S. 380 ヴェーダス、NCCによりポリスとして公認。9つのポリスを確定
- A.S. 680 賢者の塔初の支部建設
- A.S. 712 最初の支部であり外塔総本部の前身、Judinへ移転
- A.S. 853 百科事典 18th Edition
- A.S. 870 『神秘の Metal Clan』初版刊行
- A.S. 952 『ミュータントの起源』刊行
- A.S. 961 モンスター研究所『Undead Clan - 神話と伝説』5th Edition
- A.S. 973 百科事典 19th Edition
- A.S. 999,7 エクシリアン島 火山活動再開
- A.S. 999,8 賢者の塔、聖戦招集
第4文明の揺籃であるネバレスは深刻な状態にあった。 第3文明の滅亡によって発生した巨大津波と異常気候により、地球の地殻がねじ曲がった。大陸の沈降と海底地形の隆起が不規則に起こった。そのさなか、人類の大半が居住していた第3文明の大部分が海中へ沈んだ。その結果、新大陸ネバレスには、新たに浮上した第1文明の滅亡によって沈んだ大陸と、第3文明の大陸のうち沈まずに残った一部、そして第3文明の海底コロニーの一部が入り混じることとなった。 つまり、ネバレスには第1文明、第2文明、第3文明の遺産が混じり合って埋もれている。 ただし、第2文明の痕跡は事実上皆無である。彼らは物質的な発展に集中しなかったからだ。そのため、ネバレスには第1文明の超古代文明と第3文明の超科学文明の遺産だけが残っている。
セージ暦
概要
大破壊後に人類が現在のネバレスの3大陸に定住した時点から始まる暦法であり、最初の7賢者が、悪魔を封印した彼らの師である賢者の中の賢者であるセイントバレンタインを称える意味で作ったセージ暦(Sage暦)がその起源である。その後、賢者の塔から多くの援助を受けて都市を建設した各首長が、7賢者への感謝の意を込めて、「ネバレス大陸会議」でセージ暦(Sages暦)と呼び改めるようになった。
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