クエスト

    CABAL WIKI

    登場人物

    「私」 最初は特別コロニーの平凡な訓練生だったが、次第に頭角を現して賢者の塔に注目され、抜擢された。賢者シリウスから、予言に登場する人物であり、戦士の星であることを知り、ネバレスで起こる危機や、ネバレスを支配しようとする野望を抱くプロメテウスから世界を守る冒険へと身を投じることになる。
    ペイトラン 正体不明の小さな子。シルバーウッドと共に古代遺跡などを巡っている。実はプロメテウスに育てられたファウストのクローンであり、アブソリュートソウルコアの七番目の欠片を持つ魔王候補。最後の瞬間、世界を守るために決断を下さなければならない時を迎える。
    プリド 遺跡調査団の一員。元々はトレジャーハンターであり、調査団長 ベインの息子に推薦されて加入した。六つの星の中で守護騎士の一人であることが明らかになる。
    リーン シーフギルドマスター。部下たちにクーデターを起こされ、シーフギルドから追放されたが、生き残って逃亡中である。調査団長 ベインの初恋の相手であり、「私」に救出されて守護の剣に加わる。六つの星の中で守護騎士の一人であることが明らかになる。
    アリオネル 遺跡調査団の一員。名家出身の見習い魔法使い。六つの星の中で王の伴侶であることが明らかになる。魔王覚醒という世界的な事件で重要な決断を下さなければならない役割を担っている。
    ユアン 遺跡調査団の一員。ぶっきらぼうな性格の戦士。六つの星の中で守護騎士の一人であることが明らかになる。
    賢者ベラドリックス 賢者の塔の七人の賢者の一人。先天性の病を患っており、余命いくばくもない人生を送っている。特効薬もないその病を抱えながらも、いつも前向きな考えで笑顔を絶やさず過ごしている、強い女性である。六つの星の中で守護騎士の一人であることが明らかになる。賢者の塔が隠している真実を明らかにしようとしている。
    賢者 アルデバラン 賢者の塔の七賢者の一人。あだ名は放浪の賢者。賢者の塔にとどまるよりも世界を放浪していることのほうが多いため、そう呼ばれている。古代史の研究に強い関心を持っており、関連資料を収集するためネバレス全土を渡り歩いている。現在は遺跡調査団の総括管理者を務めている。アルデバランの本当の目的は、ネバレスで実際に起きていることを確認し、賢者の塔内部のスパイを見つけ出すことだ。
    賢者シリウス 賢者の塔の七賢者の一人。賢明で慈愛に満ちた性格から、ネバレスの人々に尊敬されている。世間では死亡したとされているが、実は賢者の塔の秘密組織である守護の剣の長であり、世界を守るための秘密任務を遂行していた。魔王の復活を阻止するため、世に出る。
    シルバーウッド ペイトランと行動を共にする戦士。古代遺跡に関する知識も豊富で実力もあるが、どこか陰鬱な雰囲気を漂わせている。ペイトランと共に行動しながらクランマスターたちを倒してASCの欠片を集め、奪い取る計画を立てている。
    ミスティックブレーダー 正体不明の盲目の冒険者。シルバーウッドとは非常に仲が悪い。失明したのもシルバーウッドが原因だが、自分の過去について語ることはない。守護の剣に加わり、共にペイトランを追う。
    研究員ヘイル 賢者の塔所属の研究者。象徴やサンプルの分析に卓越した能力を持っている。そのため、あらゆる方面から仕事が舞い込んでいる。
    ナイン 優秀な成績でアカデミーを卒業し、最年少で賢者の塔の研究者となった少女。しかし突然、賢者の塔の機密を持ち出して姿を消してしまった。現在、賢者の塔に追われている。
    賢者リゲル 賢者の塔の七賢者の一人。静かで世間にほとんど姿を現さないため、謎に包まれた印象を持つ賢者。会ったことのある人々によれば、人間の世界に対してかなり冷笑的な視線を持っているという。
    スカイルド ミズ家の後継者候補だった問題児の家出人。大口をたたいては人々を大いにだましている。しかも家出の際に家宝を盗んだため、ミズ家に追われている。

    クエストシナリオ概要

    1. 職業(Lv. 1-5) 「私」は新たな世界に初めて足を踏み入れた。特別管理コロニーでオフィサーから戦闘と生活の方法を訓練される。
    2. ブラッディアイス/デザートスクリーム/グリーンディスパイア(Lv. 6-10) 村人たちの頼みを聞いて能力を証明した「私」は、祭壇で誓いを立て、オフィサーから特別訓練生に任命される。
    3. 異常現象(Lv. 10-19) ネバレス全域で奇妙なことが起こっている。商団はシーフギルドとジャイアントスネークに襲撃された。ブラッディアイスでは人々が行方不明になり、疫病が流行してゾンビが増加している。グリーンディスパイアの探査隊は行方不明になった。鉱山で採掘作業を行っていた魔法使いたちはプラントクランに襲撃された。砂漠に現れた黒魔法使いたちは、人々とともに姿を消した。 「私」はオフィサーに頼まれて各地の問題を解決しながら、最近起きている事件が互いに関連していることを突き止める。この事実を知ったコロニーのオフィサーたちは、対策を立てるために会議を招集する。
    4. プロローグ(Lv. 20-29) オフィサー・ダンハイクに推薦された「私」は、ベラドリックス一行の遺跡調査団に加わり、遺跡で輝く遺物を発見する。この問題の正体を知るため、行方不明になった大賢者シリウスを捜索する。捜索の末、ブラッディアイスでキャプテンマークと身分を偽って暮らしていたシリウスを見つけ出す。 シリウスは、闇の六つ星が目覚めようとしていると言い、「私」が予言の人物である「戦士の星」だとして、4人の守護騎士と王の伴侶を探すよう指示する。
    5. 邪教の蔓延(Lv. 24-33) Side 「私」が砂漠の真ん中で遺跡調査をしている間、ネバレス全域では邪教が広がっていた。被害が深刻になると、「私」は任務遂行のため派遣され、ダーククランと邪教の関連性を突き止め、邪教徒を一掃する。
    6. 王の伴侶と守護騎士(Lv. 30-38) 「私」はシリウスとともに黙示録のカードを解読し、王の伴侶と守護騎士たちを見つけ出す。 王の伴侶はアリオネル、守護騎士たちは賢者ベラドリックスと戦士ユアン、プリド、そしてシーフギルドのリンだった。「私」は彼らを訪ね、使命を伝える。最後の王の星を除く6つの星がすべて集まる。
    7. モンスタークランの挑発(Lv. 39-42) 突然、プラントクランが暴れ始める。「私」の調査の結果、魔法師ギルドが先にプラントクランを刺激したため、人間を攻撃する事件が起きたことが明らかになる。オフィサー・シュターバークとベラドリックスは「私」にアブソリュートソウルコアの存在を知らせ、魔法師ギルドの背後に存在する勢力を疑う。
    8. 王が消える(Lv. 43-57) シリウスは、シルバーウッドとペイトランがそれぞれ背徳の騎士と王であることを伝え、ペイトランが闇の力によって魔王として覚醒するのを阻止してほしいと頼む。「私」はシルバーウッドからペイトランを救出し、ネバレスで起きた異常現象の背後に秘密結社プロメテウスが存在することを知る。 シリウスは「私」に、ASCを制御できるASC制御器の存在と、ペイトランが封印された魔王のクローンから作られた魔王かもしれないことを知らせる。
    9. 暗黒の魔法使いギルド(Lv. 52-55) Side 「私」はベラドリックスの頼みを受け、魔法師ギルドの調査に乗り出す。調査の結果、賢者の塔の高官の中にプロメテウスのスパイがいるらしいことを知る。プロメテウスはアブソリュートソウルコアを探すため、魔法師ギルドを利用してメタルクランと手を組み、プラントクランを攻撃しようとしていたのだ。
    10. 序幕(Lv. 52-52) Side オフィサー・モリソンは「私」に質問を一つ投げかける。何のためにここで戦っているのか? 賢者カペラと賢者プロキオンのどちらかを支持するよう勧める。新たな戦争が近づいている。
    11. 悲しみを問う(Lv. 58-64) プロメテウスが本格的に動き始める。賢者の塔内部の裏切り者がリゲルであることが明らかになる。仲間たちが一人また一人と死亡する。
    12. プロメテウスの実体(Lv. 65-72) 一行は三つに分かれ、それぞれの目標を追う。「私」はフォートルイーナへ向かう。行方不明になったナインがバンパイアの毒に感染してスパイの役割を果たしていたこと、そしてプロメテウスの首領が先々代の賢者リゲルであることが明らかになる。
    13. 魔王の源(Lv. 73-76) ペイトランが魔王として覚醒し、暴走を始める。各地のコロニーが魔物に襲撃される。
    14. アンデッドグラウンドを探して(Lv. 77-79) アンデッドクランとプロメテウスが手を組んで動いていることが明らかになる。ASC制御器の場所をヘイルから聞き出すが、すぐには見つけられない。
    15. 王殺しの任務(Lv. 80-87) 「私」はファンタズマルクランから最後の黙示録のカードを手に入れる。ペイトランを守ろうとしてベラドリックスが死亡する。ペイトランは自らの封印を決意する。
    16. 大破壊の根源破壊(Lv. 88-97) ASC制御器は亡者の塔に隠されていた。「私」はASC制御器を破壊し、プロメテウスの目的を水の泡にする。しかし、ペイトランの暴走を止めることはできなかった。「私」は永遠の祭壇でペイトランを封印し、大破壊が起こりネバレスが滅亡するのを防ぐ。しかしこれから、ネバレスは二つに分裂し、両陣営の戦争は避けられないものとなった。
    17. 戦雲(Lv. 95-95) Side 魔王の復活の余波により、大陸全体で大変な事態が起こっている。ポリスの間で戦争が起こり、魔物たちも暴走する。賢者の塔では、プロキオンとカペラが賢者の遺産を手に入れるために独立を宣言する。今や「私」は一方の陣営を選ばなければならない。
    18. 奇妙な旅人 スカイルド(Lv. 95-112) 突然、「私」にスカイルドという人物から連絡が来る。スカイルドはほら吹きの冒険家で、たわごとを並べ立てる。

    レベル別クエスト

    各バトルスタイルのチュートリアル

    • ウォーリアー、フォースシールダー、グラディエーター(1-5)

    1. ブラッディアイス案内
    2. GPS
    3. 戦闘の基本
    4. 新しいスキル
    5. ワープゲート
    6. 砂漠の挑戦
    7. 雨の降るジャングル
    8. インストラクターの試験完遂
    9. コアアップグレード パート1
    10. コアアップグレード パート2
    11. 昇級予行演習
    • ブレーダー、ウィザード、ダークメイジ (1-5)

    1. デザートスクリーム案内
    2. GPS
    3. 戦闘の基本
    4. 新しいスキル
    5. ワープゲート
    6. 雨の降るジャングル
    7. 雪と氷のコロニー
    8. インストラクターの試験完了
    9. コアアップグレード パート1
    10. コアアップグレード パート2
    11. 昇級予行演習
    • フォースアーチャー、フォースブレーダー、フォースガンナー (1-5)

    1. グリーンディスパイア案内
    2. GPS
    3. 戦闘の基本
    4. 新しいスキル
    5. ワープゲート
    6. 雪と氷のコロニー
    7. 砂漠の挑戦
    8. インストラクターの試験完了
    9. コアアップグレード パート1
    10. コアアップグレード パート2
    11. 昇級予行演習

    訓練生として特別管理コロニーに入所する。特別管理コロニーのオフィサーは、コロニーに常駐する商人たちを紹介し、物品を支給してくれる。そして、地図の見方やGPSの使い方を教えてくれる。インストラクターは戦闘方法とワープゲートの使用方法を教え、他の地域のインストラクターに会うよう勧める。他の地域のインストラクターは能力を試験し、地域訓練課程を修了したことを証明する確認証を発行してくれる。コロニーの魔法商人は、コアアップグレードの概念と属性付与について教えてくれる。すべての課程が終わると、インストラクターは昇級審査について教え、助手 コープランドとともに昇級予行演習を行うことになる。

    特別訓練生任命


    1. 憎きスコープラグ
    2. インフルエンザ治療用薬草
    3. 髪の毛製わらじ
    4. 特別推薦
    5. 特別訓練生任命

    ガードのマイルズが助けを求めている。マイルズは、コロニーの前を這い回るスコラーグのせいで住民の被害が甚大だとして、退治してほしいと頼む。モンスターを一掃すると、これからは友人として付き合い、力を貸してほしいと言う。少し休む間もなく、今度はブラッディアイスでインフルエンザが流行する。普段は風邪をひかない住民まで、せき、風邪による鼻水、体の痛み、頭痛に悩まされている。魔法商人のケラーが、住民のために薬草を取ってきてほしいと頼む。薬草を取ってくると、住民たちと一緒に煮て食べる。その次は雑貨商人のデイトンが助けを求めてくる。最近ブラッディアイスの魔物たちが変異した事件以降、ゾンビメードの髪の毛を手に入れるのが難しくなった。ゾンビメードの髪の毛は安価で丈夫なので、わらじを作るのに最適だという。


    1. 手に負えないレッドガリ
    2. 攻撃開始
    3. 丈夫で頑丈な革
    4. 特別推薦
    5. 特別訓練生任命

    ガードのテッキが助けを求めている。テッキはコロニーの前を走り回るレッドガリーたちのせいで住民の被害が甚大だと言い、狩ってほしいと頼む。モンスターを掃討すると、これからは友達として付き合い、助けてほしいと言う。少し休む暇もなく、今度はガードのマーカスが砂漠のモンスター掃討を頼んでくる。最近、砂漠の魔物たちが妙に神経質になり、人を襲うことも増えているという。レッドガリーのレアを掃討すると、防具商人ディオンが助けを求めてくる。最近砂漠の魔物が変異した事件以降、デザートフォックスの革を手に入れるのが難しくなったという。デザートフォックスの革は丈夫で頑丈なため、防具を作るのに最適だそうだ。


    1. ヤシの実の季節
    2. ジャングル探検隊支援
    3. よく乾いた薪
    4. 特別推薦
    5. 特別訓練生任命

    雑貨商人のリベットが助けを求めている。リベットはトログロエルダーのヤシの実を取ってきてほしいと頼む。トログロエルダーはよく熟したヤシの実を見分ける能力に長けている。そして、そのヤシの実を奪っていくトレイプルも倒してほしいと頼む。用事を済ませると、これからは時々助けてほしいと言う。少し休む暇もなく、今度はオフィサー・シュターバークに呼ばれ、ジャングル探検隊に羅針盤を届けてほしいと頼まれる。最近、ジャングルの魔物たちに異常な変異現象が起きているという。羅針盤を届け終えると、雑貨商人のリベットがまた助けを求めてくる。狩人が去ってしまったため、トログロウォーリアの木の棍棒を手に入れるのが難しくなったという。トログロウォーリアの木の棍棒ほどよく乾いた薪はないそうだ。


    住民たちの頼みをすべて聞き入れると、インストラクターが呼び出す。インストラクターはこれまで「私」を注意深く見守っており、他の訓練生より優れた実力を持っていると確信したため呼んだという。モンスター狩りで資格を証明すると、インストラクターは「私」を特別訓練生としてオフィサーに推薦する。オフィサーは特別訓練生を育成する背景について教えてくれる。最近、ネバレス全体で異常現象が絶えず、コロニー連合会議では実力のある訓練生を選抜して異常現象を解決することに決めた。オフィサーは戦士の祭壇で誓いを立てさせ、正式に特別訓練生に任命する。

    異常現象

    • 異常現象(10-19)
    1. 変異した魔物の襲撃
    2. 変異の原因
    3. ヘイルの使い
    4. 幽霊山荘
    5. 恐ろしい伝染病
    6. ジャングルの変異現象
    7. ジャングル境界の土壌調査
    8. 崩壊した炭鉱
    9. 会議招集
    10. 失踪した黒魔法使い

    特別訓練生に任命されている間、ネバレス大陸ではさまざまな事件が起きていた。ジュディンとメディナクの間で戦争が起こりかけ、商団同士の間では本当に争いが起きた。デザートスクリームのガード、テッキは、変異した魔物が商団を襲撃したという噂もあると知らせてくれる。オフィサー・ダンハイクは、それが単なる噂ではなく事実だと教えてくれる。しかし、無条件に信じることはできないため、調査が必要な状況だった。ダンハイクは魔物のサンプルを手に入れてほしいと頼む。私は依頼に従い、商団が提出したジャイアントスネークとまったく同じ魔物のサンプルを手に入れて渡す。しかし、肉眼で見分けるのは不可能に思えた。

    ダンハイクはヘイルの力を借りようと提案する。ヘイルは賢者の塔研究所出身の、特殊なコロニー担当研究員だ。このような分析に関して非常に優れた能力を持っているが、気難しい性格なのが玉にきずだ。ヘイルは研究所の周囲に誰も入れないよう魔物を放ち、人々の接近を阻んでいる。魔物をかいくぐってヘイルを訪ねると、ヘイルは新米訓練生のくせによく来られたものだと感心する。しかし仕事を頼むと、最近いったい何が起きているから皆がこぞってサンプル分析を頼むのかと愚痴をこぼす。そのまま仕事を引き受けて立ち去ろうとした矢先、ヘイルが追いかけてきて、自分の頼みも聞いてほしいと言う。最近はサンプル分析のせいで席を離れることもできないため、代わりにブラッディアイスへゾンビの血液サンプルの分析結果を届けてほしいという。依頼を引き受けると、最近ブラッディアイスで伝染病が広がっているから、気をつけて命を守れとからかう。

    ヘイルの頼みでブラッディアイスのオフィサー・ヘンコフを訪ねると、ヘンコフはコロニーの仕事で非常に忙しい状態だった。最近、シーフギルドが商団を略奪したため、コロニーとポリスの人員が盗賊ギルドの掃討に投入された。治安が悪化したためゾンビも急激に増え、伝染病が流行し、人々も行方不明になっている。ヘンコフはゾンビの個体数増加と伝染病、そして人々の失踪には関係があると推測し、サンプル分析の結果を待っていたという。 ヘイルの結果報告書を渡すと、ゾンビの血液中に感染菌が存在するという事実に驚愕する。

    長く考えた末、ヘンコフはゾンビが伝染病を広めたとは思わないと話す。ゾンビの個体数が増えた理由と、行方不明者の行方が説明できなかったのだ。残念ながら、今のコロニーにはこれを調査する人員がなく、ヘンコフはゾンビの生息地である幽霊山荘の調査を頼む。ヘンコフに教えられた古くてかび臭い山荘で、ビーズのネックレスを一つ見つける。プリトが甥か姪に作ってあげた贈り物だった。ヘンコフは、行方不明になった伝染病患者がゾンビに変わっているのだと判断し、コロニー連合とポリス当局はネバレス全域に伝染病が広がるのを防ぐことを決めたと知らせる。解決方法は、ゾンビに変わった人や変異中の人々を収容所ごと焼き払うことだけだった。ヘンコフは、より多くの命を守るためには仕方のないことだと言い、収容所を焼くための松明を渡してくれる。収容所を歩き回って火をつけると、半ばゾンビと化した人々が燃えながら死んでいく。

    ゾンビの処理を終えると、ヘンコフはご苦労だったと言い、グリーンディスパイアで休暇を過ごすことを許可する。グリーンディスパイアはジャングルのような場所だ。そこで出会ったオフィサー・シュターバークは、コロニー連合会議で決定された任務を「私」が遂行したことに驚きながらも、よくやったと労ってくれる。ネバレス全域がゾンビに覆われる悲劇を防ぎ、多くの人々の命を救ったというのだ。しばらく休んでいると、シュターバークに呼び出される。グリーンディスパイアでも変異した魔物が現れる異常現象が起きており、コロニーは原因究明のために調査隊を派遣していた。しかし、調査隊との連絡が途絶えてしまった。調査隊は行方不明になる前にダイアボアとプラントトードのサンプルを採取して送ってきており、最後にトログロキングのサンプルを手に入れようとしていた。シュターバークは、行方不明になった調査隊とトログロキングのサンプルを探してほしいと頼む。トログロキングのサンプルを手に入れるのは問題なかったが、調査隊は見つけられず、代わりに調査隊の記録だけを見つけてくる。

    調査隊の日誌を読んだシュターバークは、記録から手がかりを見つけた。「赤いジャングルの境界にある土」「寄生植物」「鉱物」。ジャングル調査隊は、ジャングルの変異の原因をほとんど突き止めていたのだ。シュターバークは、赤いジャングルの境界で土壌サンプルを採取し、トログロキングのサンプルと一緒に研究員ヘイルへ分析を依頼してほしいと言う。サンプル分析に関して、ネバレスでヘイルに勝る者は誰もいなかった。

    サンプルを採取して再びヘイルを訪ねると、ヘイルは愚痴をこぼしながらも依頼を引き受けてくれる。ヘイルは、分析の結果、グリーンディスパイアで変異が起きた原因は土壌中の寄生植物だと説明し、寄生植物を防ぐ方法も教えてくれる。鉱物に含まれる成分は、寄生植物を除去する特効薬だった。

    ヘイルは鉱物を手に入れられるブラッディアイスの廃鉱の場所を教えてくれる。そこへ行くと、倒れていた魔法使いに遭遇する。魔法使いは突然プラントクランの魔物たちに襲われて全滅したと話した後、息絶える。 戻って状況を報告すると、シュターバークは魔法使いたちがなぜ鉱物を採取しようとしたのか、鉱物を採取して何をしようとしたのか、プラントクランがなぜ魔法使いたちを襲撃したのか疑問を抱く。シュターバークは、最近各大陸で起きている異常現象には互いに密接な関連があると判断し、コロニーのオフィサーたちの会議を開くべきだと考える。シュターバークはデザートスクリームのダンハイクを訪ね、オフィサー会議の開催要請を伝えてほしいと頼む。

    訪ねていくと、ダンハイクは「私」の活躍を聞いていたと歓迎してくれる。シュターバークから会議の要請を聞いたダンハイクは、すでに会議を検討していたという。以前採取したジャイアントスネークのサンプル分析の結果、魔物の変異に魔法使いたちが関与した可能性が浮上していたのだ。商団には魔物の変異を誘発できないが、魔法使いたちにとっては難しいことではないからだ。しかし、確実な物的証拠はない状況だった。

    ダンハイクは、会議に出かけている間、自分の代わりに砂漠に現れた一団の黒魔法使いたちを捜索してほしいと頼む。黒魔法使いとは、裏で古代遺跡を研究する魔法使いたちを指す言葉だ。しかし最近、黒魔法使いたちとともに何人かの人々が姿を消す事件が起きている。ダンハイクは魔法商人ソリバンに聞き込みをしてみるよう言う。

    魔法商人ソリバンは噂を聞いてはいたが、利益にならないため関心を持たなかったという。代わりに、防具商人ディオンのところへ行ってみるよう勧める。防具商人ディオンを訪ねると、ディオンは、少し前に弟が黒魔術師について姿を消した人物と対話したという。行方不明になった弟は、姿を消す前に「新しい世界、封印された使者」という言葉をつぶやいていたという。ディオンは、その人物がエイレーン兄弟から物品を購入したのかもしれないと言い、訪ねてみるよう勧める。

    エイレーンは、弟が行方不明になった人物を覚えていた。その人物は特別な言葉を残してはいなかったが、エイレーンは黒魔術師たちが古代遺跡で封印された何かを探しているという噂を聞いたと知らせる。黒魔術師たちは、世界が破壊されたときに救われるのは自分たちと共にいる者だけだと言い回っているという。

    黒魔術師たちを調査している間に、ダンハイクが会議を終えて戻ってくる。ダンハイクは、これまでに起きた異常現象はすべて魔法師ギルドが関与していたという結論に至ったと知らせる。しかし、対策を決めることはできなかった。黒魔術師についての調査結果を伝えると、ダンハイクは彼らの背後にいる存在を直感する。「私」は何かの前兆を感じて恐れながらも、運命に導かれているような感覚を覚える。

    プロローグ

    • プロローグ(20-29)
    1. オフィサーの推薦
    2. 調査団のキャンプを探して
    3. アルデバランと調査団員たち
    4. 支社への連絡
    5. ベインの初恋  └ 邪教の伝播
    6. 遺跡調査第2区域
    7. 輝くカード
    8. シリウスはどこに
    9. 密かな鍵
    10. 戦士の星

    第8賢者ベラドリックスが遺跡調査団とともにデザートスクリームを訪れる。ベラドリックスは7賢者を除けば、賢者の塔で最も高い地位にある人物だ。体は弱いが実力に優れていたため、第8賢者に任命された。ベラドリックスが優秀な訓練生を一人推薦してほしいと頼むと、ダンハイクは「私」を推薦したという。

    対面したベラドリックスはブレーダーのユアンを紹介し、挨拶を交わす。ユアンは非常にぶっきらぼうな態度を取る。ベラドリックスは二人を呼んだ本当の理由を教える。公式には遺跡調査団を支援するためだが、実際には非公式に活動しなければならない任務があるためだった。

    遺跡調査団でアルデバランと出会う。アルデバランは放浪の賢者と呼ばれる人物だ。賢者の塔に留まるよりもあちこちを渡り歩いているため、そう呼ばれている。紹介が終わると、アルデバランは他の仲間たちを紹介してくれる。調査団長 ベインプリドアイクアリオネルなどだ。

    ベインは賢者の塔所属の研究員だ。プリドはベインの息子の友人で、トレジャーハンター出身だ。ベインの説得で調査団に加わった。アリオネルはフォース魔法の名門であるクルーズ家の出身で、そそっかしい性格だ。魔法を使っている最中に古代の強力な召喚獣を呼び出してしまうという失敗をしたため、アルデバランに選ばれたという。アイクは賢者の塔の管理者として認められたくて加入したという。現在はアリオネルの後始末を一手に引き受けている。

    アルデバランは「私」を気に入り、ベラドリックスから指示を受けてベインに伝えるよう頼む。賢者の塔から二つの指示が下された。一つは調査地域の拡大、もう一つはシーフギルドのせいで発掘した遺物を賢者の塔へ直ちに移送せよというものだ。シーフギルドは最近、あらゆる悪事を働いていた。ところがベインは、シーフギルドが騒ぎを起こしているという話に奇妙な反応を示す。

    ベインは密かに一つ頼み事をする。シーフギルドのマスターであるリーンをよく知っているから、そんなことをする人ではないと言う。実はリーンはベインの初恋の相手だった。ベインはシーフギルドで何が起きたのか調べてほしいと頼む。ベインに教えられた場所へ行くと、負傷したリーンに出会う。ベインの名を告げると、リーンはベインを思い出す。

    最近シーフギルドが大陸で行っていることについて尋ねると、リーンは自分はそんな卑劣なことを命じていないと言い、何が起きたのかを教えてくれる。もともとリーンは義賊として活動していた。しかし部下のカシュがクーデターを起こしたことで、リーンはシーフギルドから追放された。リーンはカシュへの復讐を誓いながら気を失う。リーンを救出すると、ベインは感謝を示す。

    突然、ネバレスポートエクスプレスから連絡が入る。ネイドラーの呼び出しを受け、グリーンディスパイアへ向かう。ネイドラーによると、アイクが呼び出したらしい。遺跡調査キャンプに戻ると、アイクが助けを求めてくる。戻る時間を過ぎても、アリオネルとプリドが区域から戻ってこないという。アイクはアリオネルに、自分はプリドを探しに行くと伝え、二人は別れて行動する。

    第2区域でプリドを見つける。プリドは遺跡で出会った人々を紹介してくれる。幼い少年と若い男性の二人組だ。自分たちをペイトランとシルバーウッドだと名乗った二人は、古代文明の遺跡を探して旅をしていると説明する。古代遺跡についての知識が豊富で腕も立つため、プリドは彼らを調査隊員として推薦しようとする。一方、プリドはうっかり伝え忘れていた。

    第2区域を調査している途中、奥深くで輝く遺物を発見したが、三人が力を合わせても動かせなかったという。自分たちは疲れ切っていて中に入るのは難しいと言い、代わりに回収してほしいと頼んでくる。遺跡の奥へ入ると、本当に光を放つ遺物があった。そこに手を触れると光が消え、一枚のカードが姿を現した。

    遺跡調査キャンプに戻ると、プリドが出迎えてくれる。ひとりで置いてきたことで、周囲から責められたという。輝くカードをアルデバランに報告しようと言う。アルデバランは、カードは「自分」にだけ反応したようだが、自分も正体は分からないという。これを知るには、失踪した大賢者シリウスの知恵が必要だろうという。

    シリウスは正確には、先代の賢者シリウスを指している。先代の賢者は後継者に座を譲った後、ある日突然姿を消した。誰も彼がどこへ行ったのか知らない。アルデバランは、「自分」の特別な力がシリウスへ導いてくれるかもしれないから、それを信じてみるように言う。アルデバランは、シリウスの行方を知っていそうな人物としてベラドリックスを推薦してくれる。

    ベラドリックスは、遺物のためにシリウスを探しているのかと聞き返す。シリウスはベラドリックスにとっても大切な人だという。シリウスが旅立つ前に、デザートスクリームの魔法商人ソリバンに会ったらしい。ソリバンはシリウスに会ったことを認めるが、特別な話はしておらず、ただシリウスが何かを探しているような印象を受けたという。ソリバンは、自分より先に話をしたコックスに会ってみるよう勧める。

    コックスによると、シリウスは誰にも知られないように訪れ、ポートサービスを通じて雑貨商のエイレーン兄弟にメッセージを送ったという。エイレーンは自分が受け取った手紙を覚えていた。かつてシリウスはエイレーン兄弟の面倒を見ていたが、用事があって旅立つと言って手紙を送ったらしい。そして、緊急事態の際に使うようにと連絡手段を残していった。エイレーンはそれを倉庫に置いてきたので、探して知らせると言う。

    雑貨商人のデイトンを通じて伝言が届く。ブラッディアイスの人里離れた場所に住む風変わりな老人キャプテンマークが、姿を消した先代の賢者シリウスであり、誰もその事実に気づかなかったという。シリウスの正確な居場所は、ブラッディアイスの鉱山内にある溶鉱炉の中だという。鉱山で溶けずに残った記録を見つける。

    訪ねていくと、シリウスはエイレーン兄弟を通じて来たのだと推測する。シリウスは、兄弟が誰彼かまわず自分の居場所を教えるはずはないと言い、訪ねてきた理由を尋ねる。アルデバランに送り出されて来たことを伝えると、シリウスは身分を偽って暮らしてきたが、いつも彼らのことを心配していたと話す。しばらく考えを整理する時間が必要だと言って思い悩んでいたシリウスは、重要な話を聞かせてくれる。

    千年前、地殻と海嘯の変動により、すべての文明が滅びる事件が起きた。これを大破壊という。ネバレス大陸に住む人々は、その生存者たちの子孫だった。しかし予言によれば、千年後に再び大破壊が起こるという。それを阻止するのが七つの星であり、王の星だ。「王の星が闇の力を持てば、闇の六つ星が光を取り戻して暗黒の世界を作り、逆に光の力を持てば、光の六星が力を合わせて世界を救うだろう。」王の星を除く残りの六つの光の星は、王の伴侶と四人の守護騎士、そして彼らを率いる戦士の星で構成される。戦士の星が昇った後になって初めて、王は伴侶に会い、闇の六つ星に立ち向かうという。

    ところが、本来「自分」が持ってきたカードは、誰でも封印を解除できるものではなかった。そのカードは賢者の遺産であり、光の六星を目覚めさせることのできる、封印された黙示録のカードなのだ。つまり、それを持ってきた以上、「自分」は六番目の戦士の星であり、予言の人物なのだ。今や世界の運命は「自分」の手に委ねられた。

    シリウスは、ネバレス大陸で起きている異変が、闇の六つ星が目覚める、あるいは大破壊が始まろうとしている兆しかもしれないと語る。カードの象徴を解読し、残る四人の守護騎士と王の伴侶を探さなければならない。「自分」は、自分が世界に生まれた理由とこれからすべきことを悟り、運命に従うことを決意した。

    邪教の伝播

    • 邪教の伝播(24-33)
    1. 邪教の伝道師
    2. 邪教に堕ちた息子
    3. 切なる頼み
    4. 生贄の印
    5. 帰ってきた人々
    6. 邪教徒の隠れ家襲撃
    7. 邪教徒の尋問

    砂漠で遺跡の調査に集中している間、ネバレス全土では邪教が広がっていた。特にパストル大陸では邪教が横行し、猛威を振るっていた。アルデバランはこの問題を解決してほしいと願っている。グリーンディスパイアの港の管理人カーターに会ってみるよう勧める。街道を守っているため、噂にも詳しいはずだという。

    カーターはコロニー訓練生の中に優れた者がいるという噂を聞いたと言い、調べてみる。少し前から、黒いマントを羽織り、真っ白な顔に冷たい眼差しをした怪しい者たちが港に入ってきたという。怪しかったが、止める理由がなかったため通したものの、今思えば彼らは邪教の伝道師だったようだという。彼らがグリーンディスパイアに入ってきてからパストル大陸に邪教が広がり始め、コリーンズの息子も家出した。そのせいでコリーンズは毎日涙を流しており、カーターは申し訳なく思っている。

    カーターの慰謝金を届けるためコリーンズを訪ねると、コリーンズは息子の家出問題のため、しばらく店を閉めようとしているところだった。コリーンズは慰謝金を辞退し、息子が帰ってくることだけを願っている。コリーンズは息子を探してほしいと頼む。そうしてくれれば、慰謝金どころか全財産をすべて渡してもよいという。邪教徒たちが集まるジャングルの変異した森の中の小屋を教えてくれる。小屋を捜索すると、コリーンズの息子ベンが気絶している。見つけた喜びも束の間、時間が経ってもベンは元の状態に戻らない。まるで正気を失ったかのような様子だ。

    コリーンズは息子があのような姿になっているのを見ると心が痛み、耐えられないと言い、ジャイアントスパイダーの心臓を手に入れてほしいと頼む。邪教のせいで正気を失った者がスパイダーの心臓を煎じて飲めば、正気に戻るという。心臓を手に入れてくれば、ベンは元の状態に戻る。

    コリーンズは、息子の話によると、邪教徒たちがある儀式を行うための祭祀を準備していたと教えてくれる。その祭祀が何のためのものかは分からないが、世界を揺るがすほど危険なものであり、邪教徒たちは生贄にするモスカッターに特別な印を付けて管理していたという。コリーンズは、雑貨商のリベットが博識なので、このことをよく知っているはずだという。リベットを訪ねてこのことについて尋ねると、モスカッターに付いていた印を見て顔色を変える。祭祀に捧げる生贄に印を付けておくのはダーククランの習性だと言い、シュターバークに報告するよう勧める。シュターバークは、最近邪教にのめり込んでいた人々が戻ってきたため、調査に追われて頭を抱えている状態だ。

    シュターバークは、邪教の背後にダーククランがいるという話に思いを巡らせる。ジャングルの変異現象の背後に魔法師ギルドがいたのと似ているからだ。シュターバークは邪教の正体と、彼らが企てている陰謀について調査したいと考えている。ネイドラーを訪ねてみるよう頼む。

    ネイドラーは、兄が家出して戻ってきた状況だという。特に変わった話はないが、ネイドラーの兄は教主について回る女の子と一緒に邪教から抜け出せなかったことが気がかりだという。ノダカの姉もネイドラーの兄と一緒に戻ってきたと言い、会ってみるよう勧める。

    ノダカの姉は、彼らが行おうとしている儀式について知っていた。儀式が終われば世界が破壊され、新しい世界が作られると信じていたという。しかし邪教の指導部が人々を奴隷のように扱って操ったうえ、プラントの魔物との戦闘まで動員したため、脱退した。ノダカはショーンに会ってみるよう勧める。

    ガードのショーンの母親も、戻ってきた人々の一人だった。彼女はダーククランの魔物たちと、黒いマントを羽織った魔法師たちが教主と親しくしているのを目撃した。ブラッディアイスの氷山脈付近に邪教の主な拠点があるようだと教えてくれる。シュターバークは報告を受け、なぜ賢者の塔が何もせずにいるのかともどかしく思う。しかしコロニーにも掃討作戦を行える人員はおらず、代わりに「私」に事実関係を把握するよう頼む。邪教徒の隠れ家を調査中、負傷して倒れている邪教徒を一人発見し、連れてくる。

    邪教徒を尋問すると、邪教徒は素直に白状する代わりに意味深な言葉を残す。「満月が昇る日、その夜に最も強大になり、すべてのものは我々の足元にひれ伏すことになるだろう。」シュターバークもその意味を理解できないが、バンパイアとの関連を思い浮かべる。満月が昇るとバンパイアが月の気を受けて強くなるという伝説があったのだ。しかしバンパイアはアンデッドクランの魔物であり、邪教の背後にいるのはダーククランだ。もしかすると、魔法師ギルドとアンデッドクランの間にも何らかの関係があるのかもしれない。「私」はこの先にどのような結果が待っているのか気になっている。

    王の伴侶と守護騎士

    • 王の伴侶と守護騎士(30-38)
    1. 象徴の意味
    2. 第二の黙示録のカード
    3. メモリアルコアを探して
    4. 守護騎士たちを探して
    5. 研究員ヘイルの行方
    6. ヘイルの宝物
    7. 古代解読書
    8. 第三の黙示録のカード
    9. 王の伴侶
    10. 決意を固めながら

    シリウスはカードの解読を終えて呼び出した。四つの象徴を見つけたものの、解釈はできなかったという。そこで、ネバレス最高の実力者である研究員ヘイルに依頼するよう指示する。研究員ヘイルはぶっきらぼうな反応を見せるが、シリウスの頼みで来たと聞いて断れない。

    シリウスの推薦どおり、ヘイルはすぐに象徴を解読する。死を忘れた真実の探究者はスケルトンメイジを、灼熱の地で眠れない戦士は特別なミイラを、血に染まった世界を見つめる巨大な欲望はヒューゴスパイダーを、吹雪が舞う祭壇の上の集いはブラッディアイスの吹雪の祭壇を指しているという。吹雪の祭壇で千年の秘密を解き明かす者たちが、望むものを手に入れることになるという。祭壇ですべての秘密を解き明かし、第二の黙示録のカードを手に入れる。

    シリウスは第二の黙示録カードの象徴の解読に乗り出す。それは、守護騎士たちの情報が記録されたメモリアルコアを見つけられる地図の場所を教えてくれる。砂漠のミイラ村で地図を手に入れ、メモリアルコアをすべて見つけ出すと、ベラドリックス、リーン、ユアン、プリドの顔が浮かび上がる。王を守る光の守護騎士、ベラドリックス。王と対峙できる光の守護騎士、ユアン。王の影へと生まれ変わった守護騎士、リーン。王の後を継ぐ光の守護騎士、プリド

    調査団が集まっている場所へ行き、彼らに守護騎士の運命を伝えると、皆が驚いた反応を見せる。こうして王の伴侶を除く五つの星がすべて集まる。シリウスは、人生の運命は突然訪れるように見えるが、実はずっと前から予見されていたものだと言う。最後に残った王の伴侶は、第三の黙示録のカードを通じて見つけることができる。しかし、第二の黙示録のカードの残りの象徴を解読するには、今回もヘイルの力が必要だという。正確には、ヘイルが持っている古代解読書が必要なのだ。しかし、少し前にヘイルが姿を消してしまった。ヘイルの行方を探さなければならない。

    ヘイルと親しかった魔法商人ケラーのもとを訪ねてヘイルの近況を尋ねると、ヘイルはギャンブル中毒になったという。姿を消したのもギャンブルの借金のせいだという。ケラーはグリーンディスパイアのノダカのところへ行って尋ねるように言う。ノダカはギャンブルの借金に追われ、特別に封印された研究所に隠れているという。その封印はヘイル自身にしか解けない。ノダカは知恵を働かせ、ヘイルが自分で封印を解くように煙幕弾を渡す。煙幕弾を使えば火事だと思って、自分で扉を開けるだろうという。

    ノダカの言うとおり、煙幕弾を使って煙を起こすと、ヘイルが飛び出してくる。ヘイルは古代解読書を渡したくても、今は自分の手元にないと言って断る。実はテスキーに解読書を預けてお金を借りたという。テスキーにお金を返して古代解読書を取り戻すしかない。ヘイルは、赤いジャングルに生息する寄生キノコのような最高級の魔法材料でなければ、テスキーは古代解読書を渡してくれないだろうという。

    赤いジャングルで寄生キノコを探してテスキーのもとを訪れると、テスキーは惜しみながらも古代解読書を渡す。ヘイルに古代解読書を返すと、ヘイルはギャンブルにのめり込んでいたことを「狂っていた」と表現し、古代解読書を一日貸してくれるという。ただし、借金取りが押し寄せると困るので、自分がここにいることを言いふらさないよう念を押す。

    シリウスは古代解読書で最後の象徴を解読し始める。黙示録の残りの象徴は次のとおりだ。吹雪が吹き荒れる空、氷河に覆われた山脈の大地、五つの星が集まると開く扉。シリウスは、これを五つの星が共に果たすべき任務だと考える。ブラッディアイスの東の氷山地下バンカーで他の仲間4人と共にレバーを引いて封印を解くと、3番目の黙示録のカードが封印から解放される。

    3番目の黙示録のカードは、王の伴侶としてアリオネルを指し示す。シリウスはアリオネルが未熟で弱い子供だと思っていたが、こんなに重い荷物を背負うことになるとは思わなかったという。アリオネルに運命を知らせるために訪ねてカードを見せると、アリオネルは小さな少年の幻影を見る。アリオネルは、ある少年を永遠の空間に閉じ込める場面を見た後、自分の運命を悟る。アリオネルは、世界を守る運命を受け入れるべきだと判断したと言って仲間に加わる。こうして最後の王の星を除く6つの星がすべて集まる。シリウスは、ネバレスの運命が彼らの手にかかっていると励まし、王の星が闇の力で覚醒する前に先に見つけ出し、光の力で覚醒させなければならないと言う。魔王の遺産を欲する闇の勢力も王を探しており、王は光の六星から遠く離れてはいないだろう。しかし、王の星を見つける方法はシリウスも知らなかった。

    モンスタークランの挑発

    • モンスタークランの挑発(39-42)
    1. 探査隊の遺体収容
    2. プラントクランの挑発
    3. 挑発の原因
    4. ベラドリックスへの報告

    ヘンコフが急に呼び出す。グリーンディスパイアで奇妙なものが発見されたとして、協力を要請してきたそうだ。シュターバークに会うと、以前行方不明になったジャングル探査隊の遺体を赤いジャングルの奥深くで発見したという知らせが入ったそうだ。シュターバークはそれを探し出し、ヘイルに検視を任せてほしいと望んでいる。

    遺体を探してヘイルのもとへ持っていくと、ヘイルはぶつぶつ言いながらも怪しい点があると言って仕事を引き受けてくれる。その代わり、自分の仕事も一つ解決してほしいと要求する。少し前、プラントクランのモンスターたちが人々を襲ったことがあった。そのとき配達員が、武器商人ミットロープから依頼された最新鋭の武器をプラントクランのモンスターに奪われたそうだ。そのせいで代金も受け取れずにいる状況だ。

    プラントクランのレアで武器を探してミットロープに届けると、ミットロープは感謝し、ヘイルに入金すると言う。ミットロープは、最近プラントクランのモンスターたちが狂ったように暴れているのに、ポリスもコロニーも誰も何も知らせてくれないと不満を漏らす。シュターバークにこのことを尋ねると、シュターバークはミットロープに問い詰められて冷や汗をかいたと言う。

    ヘイルの検視結果を受け取ったシュターバークは、魔法師ギルドがプラントクランを刺激したために攻撃されたのではないかと推測する。廃鉱の後も魔法師ギルドはプラントクランを刺激していたようだという。検視結果は、魔法師ギルドに存在する黒幕の存在を疑わせる重要な手がかりだ。これまでモンスタークランと人間は互いに均衡を保って暮らしてきたが、今やその均衡が崩れようとしている。もう見過ごすことはできないので賢者の塔に報告を上げなければならないと言い、報告書をベラドリックスに届けてほしいと頼む。

    ベラドリックスは報告を受け、魔法師ギルドの黒幕がアブソリュートソウルコアを狙っていると話す。アブソリュートソウルコアは賢者の塔の中でも賢者たちにのみ伝えられる極秘中の極秘だ。略してASCは、千年前に大破壊を引き起こした力の源である。その後7つの欠片に分けられ、6つは各モンスタークランのマスターが持つことになった。最後の7つ目の欠片は王の星が持っている。最後の欠片が最も強いが、誰であれ2つ以上の欠片を持てば、誰も相手にできない存在になる。これが王を急いで探さなければならない理由だ。

    王は姿を消し

    • 王は姿を消し(43-57)
    1. 遺跡調査団の報告書
    2. アルデバランのメッセージ
    3. バンパイアのレアの秘密
    4. ナインの解毒剤
    5. シルバーウッドの正体
    6. ペイトランの危機
    7. ペイトランを探して
    8. 自責
    9. 秘密結社、プロメテウス
    10. 引き裂かれた地図
    11. 地図の半分
    12. <li>破損した地図  └ 闇の魔法使いギルド  └ 序幕
    13. ダーククランの告白
    14. ペイトランの運命

    ベラドリックスは、ひそかにASCの存在が明らかになりつつあるため、行動を急がなければならないと話す。まず調査団員にASCの存在を伝え、アルデバランに届ける報告書を渡してほしいと頼む。調査団のキャンプに戻ると、他の団員たちはそれぞれの担当区域へ出ており、ベインだけがいる。ペイトランとプリドは一緒に行動し、シルバーウッドは何も言わずに姿を消したという。ベインは団員たちが戻ってきたらASCについて知らせると言い、活動報告書を渡す。

    ベラドリックスのもとへ戻ると、アルデバランが来たが急用があるため先に賢者の塔へ向かい、ナインを守ってほしいと頼んだという。ナインは賢者の塔の最年少研究員だったが、少し前に機密を持って逃げ出した。そのため、賢者の塔はナインを追っていた。しかし、ベラドリックスとアルデバランはナインを信じているという。賢者の塔より先にナインを見つけて保護しなければならない。

    ナインはブラッディアイスに隠れて暮らしていた。ヘンコフに支援を要請するが、ヘンコフはコロニーに兵力がないと言って任務の遂行を拒否する。その代わり、手伝えることがあれば協力すると言う。ナインのメモを探して持ってくれば、その時になってようやく巡回してくれるという。

    偵察隊の巡回の結果、意外にも以前は存在しなかった深い洞窟が一つ発見されたという。偵察隊はそこをバンパイアのレアと推測する。一人でバンパイアのレアに入ると、内部でアリオネルがすすり泣いている。アリオネルはアイクとナインを助けに来たのかと、唐突な質問をする。実はアイクとアリオネルは遺跡を調査している途中、ナインがさらわれるところを目撃していた。アイクはナインを助けると言ってバンパイアのレアに入ったが、消息がない状態だ。

    バンパイアのレアでアイクとナインを二人とも救出すると、意外にもシルバーウッドを目撃する。キャンプに戻ると、ベラドリックスは支援のために出発しようとしていたところだった。ベラドリックスによると、シルバーウッドはフリードランと一緒にいたペイトランをさらって姿を消したという。ベラドリックスはナインが目を覚ましたら、バンパイアの魔物にさらわれた理由を調べようとするが、ナインはバンパイアの毒に侵されて容体が悪化している。中毒を治すには、アンデッドクランとミュータントクラン、プラントクランの解毒剤を混ぜて飲まなければならない。リーンとユアンはそれぞれアンデッドクランとプラントクランの解毒剤を手に入れに出発した。ベラドリックスは私にミュータントクランのレアで解毒剤を手に入れてほしいと頼む。 デザートスクリームで解毒剤を探している途中、薬棚の近くに落ちている腕章の欠片を発見する。ベラドリックスに腕章を見せると、リーンとユアンも同じ腕章の欠片を手に入れてきたという。ベラドリックスはどうやら重要な手がかりになりそうだと言い、ひとまずナインの治療に集中する。その後、アルデバランがナインの知らせを聞いて調査隊キャンプに戻ってくる。

    アルデバランは「私」が以前よりはるかに強くなったと感嘆する。解毒剤を探している途中で発見した腕章をアルデバランと一緒に合わせてみると、一つ欠片が足りない。意外にも最後の一つの欠片はナインが持っていた。シルバーウッドの前腕から引き剥がしたものだという。欠片をはめ合わせると、一つの腕章が完成する。ベラドリックスは、シルバーウッドがペイトランと共にモンスタークランを襲撃して回っているのだろうと推測する。腕章をシリウスに見せると、シリウスはそれが背徳の騎士を象徴するものだと説明してくれる。

    闇の六つ星であり、王の力を簒奪する騎士の象徴だ。シリウスはシルバーウッドの行動から見て、ペイトランは王の運命を背負って生まれたようだと言う。急いでペイトランをシルバーウッドから救出しなければならない。そうでなければ、闇の力によってペイトランが魔王として覚醒してしまうかもしれない。光の守護騎士たちにこの事実を伝えると、仲間たちは皆一様に自責する。ユアンは分かれてペイトランを探そうと提案する。どうせシルバーウッドはASCを見つけるまでペイトランを連れて移動し続けるだろうから、まだ襲撃されていないモンスタークランを探そうという。

    「私」はユアンの提案に従い、グリーンディスパイアのプラントクランレアを捜索する。すると本当に、そこにシルバーウッドと共にいるペイトランを見つけ出す。気を失ったペイトランを連れて戻ると、アリオネルはすすり泣きながら看病すると申し出る。

    ペイトランはこれまでの出来事のために罪悪感を抱いていた。シルバーウッドが守護の剣を手当たり次第に殺しただけでなく、その最中にも魔物たちと戦わなければならなかったという。ペイトランは誰も傷つけたくなかったが、力を制御することができなかった。アルデバランのもとに戻ると、守護の剣という組織について教えてくれる。守護の剣は光の六星を含む王の星を守護する集団だ。アルデバランは、今や王を取り戻したので、闇の勢力を明らかにして討ち滅ぼす任務だけが残っていると言う。

    その間にナインは気力を回復する。ナインは、賢者の塔でネバレスを揺るがした事件の黒幕が誰なのか、偶然知ることになったという。秘密組織プロメテウス。彼らは賢者の塔、ポリスコロニーのあらゆる場所に正体を隠して暮らしているという。これまで起きた異常現象の背後にいたのも彼らだった。なんとペイトランでさえ、彼らの魔王復活計画に従い、千年前の魔王の遺伝子から作られたクローンだった。

    ナインは賢者の塔から逃げ出す際、プロメテウスの本拠地が記された地図を盗み出してきた。プロメテウスがナインを追跡したのもそのためだった。残念ながら追跡を振り切る途中で、地図を失ってしまった。隠された地図と秘匿された地図をすべて集め、プロメテウスの本拠地を見つけ出さなければならない。

    ゴースト+から隠された地図を手に入れ、ポートルクスで秘匿された地図を見つけ出すが、地図は損傷がひどすぎて判読できる状態ではない。ナインはヘイルに地図を復元してもらう必要があると言う。ヘイルはぶつぶつ文句を言いながら、地図の復元を引き受けてくれる。一方、ポートサービスから緊急の連絡が入る。プリドが急用だと言って呼び出したのだ。

    プリドはリーン、ユアンと共にポートルクスに潜入した邪教徒を調査している途中、ダーククランの一員を捕らえた。しかし、捕虜は決して口を割ろうとしない。プリドとユアンは「私」が電気ショック器で尋問するよう勧める。尋問の末、捕虜は情報を吐き始める。邪教の復興を主導したこととプロメテウスと手を組んだことは事実だが、最初からプロメテウスに従っていたわけではないという。モンスタークランのマスターたちが持つASCの欠片は、互いの力に引き寄せられる。彼らはそれぞれ七つ目の欠片の力を感じ、それを手に入れるために活動を始めたのだという。ところがプロメテウスはASCだけでなく、その力を制御できる物も同時に探していた。仲間たちはそれがいったい何なのか気にしながら、尋問を終える。

    ヘイルに復元を依頼していた地図が届く。しかしその地図は記号で埋め尽くされていて、読み解くのが難しい。ヘイルは復元を終えるなり、また姿をくらましてしまった。仕方なくシリウスのもとへ地図を持っていく。シリウスもこれまで古代の文献や記録を調べていたという。そうしているうちに、セイントバレンタインが魔王を封印する過程でASC制御器について言及されていたことを発見した。シリウスはプロメテウスがASC制御器の存在を知ったうえで計画を進めたのだと推測し、ヘイルを探して地図の記号の解読を頼むと言う。

    暗黒の魔法使いの道

    1. 魔法師ギルドの調査に着手
    2. 魔法師ギルドの実験室
    3. 手がかりの正体
    4. 陰謀が明らかになる

    ベラドリックスがポートルクスの官邸を訪れたという知らせが届く。ベラドリックスは苦労をねぎらい、称賛する。賢者の塔内の内通者についてはアルデバランが引き続き調査しており、ベラドリックスは魔法師ギルドを中心に調査するために来たという。ベラドリックスは邪教と魔法師ギルドの怪しい動きがプロメテウスに関係していると考え、グリーンディスパイアの魔法研究者テスキーを訪ねて探りを入れるよう依頼する。テスキーはかつて魔法師ギルドの幹部だったため、情報の記されたスクロールを持っているはずだという。

    テスキーは以前、ヘイルの古代解釈書を持ち去ったことを覚えていた。魔法師ギルドのスクロールを渡してほしいと頼むと、何があったのかを話してくれる。怪しい黒魔法師たちが魔法師ギルドに入ってきたことで、魔法師ギルドに内紛が起きたという。テスキーはそれを嫌って魔法師ギルドを脱退し、独自の研究を始めたそうだ。ベラドリックスは、無愛想で率直なテスキーがすぐにスクロールを渡してくれたという話を聞き、どうやら彼の気に入ったようだと評する。

    その後、魔法のスクロールから魔法師ギルドの実験室の場所を突き止める。そこはポートルクス南岸の燈台の近くだった。実験室を調査し、魔法師の本と怪しい青い薬の瓶を見つける。ベラドリックスはモリソンが心配するほど昼夜を問わず資料を解読し、その中にフォートルイーナへの言及があるのを見つける。フォートルイーナは賢者の塔上層部に属する者だけがいる場所だ。それが魔法師ギルドの資料に記されていたということは、賢者の塔内部に裏切り者が確実に存在する証拠だった。ベラドリックスは、自分の知る人物がスパイかもしれないという事実を信じられない。

    魔法師の本とともに見つかった青い液体の入った瓶は、魔法商人イェルトの調査によると、地下資源を採取する際に鉱物から抽出したものらしいという。だが、それは魔法師ではなくメタルクランの特殊な機械だけが可能にする作業だった。魔法師ギルドがメタルクランと手を組み、プラントクランを攻撃するための物質を作り出したという事実に、ベラドリックスは以前グリーンディスパイアから届いた報告書を思い出す。「私」はプロメテウスの正体が何なのか疑問を抱く。

    その後、アルデバランがポートルクスの官邸を訪ねてきて待っていた。アルデバランは調査の進捗を知らせる。これまでに集めた情報を総合して整理した結果、プロメテウスの勢力は想像を絶する規模だという。邪教徒の背後にはダーククランがおり、魔法師ギルドは魔物の変異を引き起こし、メタルクランと手を組んでプラントクランを集中的に攻撃した。プロメテウスは魔物クラン間の均衡が崩れるのを狙って異常現象を起こしている。彼らが狙っているのは、アブソリュートソウルコアの欠片に違いない。ベラドリックスは、自分たちの知らない別の計画があるはずだと言い、ひとまずペイトランを無事に守り抜き、その正体を明らかにして処断するしかないと語る。

    序幕

    • 序幕(52-52)
    1. 何のために戦っているのか

    ひそかな提案が一つ持ち込まれる。オフィサー・モリソンは、最近とても忙しそうだと言い、大陸が大いに騒がしいと話す。最近ポートルクスには突然かなり大勢の旅人の一団が入ってきたが、宗教集団のように見えたという。また、賢者の塔の二人の賢者から伝言を受けたとして、賢者の塔の七賢者について説明してくれる。そのうちの二人、賢者カペラとプロキオンは互いに競い合い、自分を支持するネバレスの戦士たちを集めている。表向きはネバレスの混乱を解決するためだというが、モリソンは簡単には信じられない様子だ。一方で、賢者たちがネバレスの人々を一つの方向に導けば、もう一度大きな発展を遂げられるかもしれないとも考えている。そう言って、モリソンは「私」に問いを投げかける。何のためにここで戦っているのか。どちらを選ぶのか。

    プロメテウスの正体

    • プロメテウスの正体(65-72)
    1. 弟を探して
    2. 孤児ソルメ
    3. 廃墟の戦士たち
    4. ナインに従って
    5. 哀れなスパイ
    6. 邪教徒の隠れ家の破壊
    7. ワープ回路の修復依頼
    8. 状況報告
    9. メタルクラン同盟の弱体化

    フォートルイーナに到着すると、雑貨商人のサリーが話しかけてくる。危険なため、フォートルイーナの人々は外部者を非常に警戒しているという。サリーはデザートスクリーム出身で、黒魔道士のせいで行方不明になった弟を探してフォートルイーナへ来た。サリーは、弟を連れて姿を消した黒魔道士がフォートルイーナのメタルクランのレアに住んでいるとして、弟を探してほしいと頼む。気の毒な事情を聞き、手を貸すことにする。

    メタルクランのレアを調査している途中で、サリーの弟レフを発見する。レフは本当に生きている人間に会えて驚く。レフを助けると、サリーは久しぶりに弟と再会する。サリーは、この恩を決して忘れないと言う。

    サリーはもう一つ頼み事をする。フォートルイーナには、両親を亡くして孤児として暮らしているソルメという子供がいる。これまでサリーはソルメを助けていたが、今は弟が病気でその場を離れられないため、代わりにパンを届けてほしいと頼む。村の広場で遊んでいたソルメは、「初めて見る」「サリーがいつもくれるパン」といういくつかの手がかりだけで「私」の正体に気づく。サリーはソルメを見るたびに弟を思い出し、涙を流していたという。

    パンを食べたソルメは、少し前にフォートルイーナへ入ってきた外部者たちについて教えてくれる。彼らは村の外の廃墟を住居にして暮らしているという。ソルメは、メタルクランの魔物で満ちた場所で暮らしていることから、彼らはただ者ではないと判断する。また、彼らが誰かを探しているようだと伝える。

    廃墟へ行くと、仲間たちの声が聞こえる。そこには本当に仲間たちがいた。ユアンは村人たちを怖がらせないため、あえて中に入らなかったという。以前、魔法使いたちがメタルクランと手を組んでいたことを思い出し、地図にある場所が本当にプロメテウスの本拠地である可能性が高いと考える。しかしミスティックブレーダーは、プロメテウスの本拠地があまりにも簡単に露見したとして、不吉な予感がすると言う。

    十分に休んだ後、仲間たちは三組に分かれて行動することにする。ミスティックブレーダーとユアン、アリオネルはシルバーウッドとペイトランを追跡し、プリドとリーンはASC制御器を探すことにする。ナインと「私」は共にプロメテウスの本拠地を襲撃することにする。地図上では、プロメテウスの本拠地はバンパイアのレアである。ナインが先に調査を始め、「私」はその後を追って中へ入り、バンパイアたちを始末する。 その中で、シリウスが賢者リゲルと言い争っている場面を目撃する。

    実はナインはプロメテウスのスパイだった。リゲルは策略を用いてナインをスパイに仕立て、守護の剣の情報を盗み出していた。シリウスは本当に思い通りになると思っているのかとリゲルを責めるが、リゲルはシリウスには惨めな人々の暮らしが分からないと言い、自分たちは世界を作り変えて完璧な世界を作るのだと怒鳴る。リゲルはASC制御器で魔王の力を制御できること、そしてプロメテウスの首長が前々代の賢者リゲルであることを明かす。前々代の賢者リゲルは禁断の秘術でリッチとなり、三百年以上生きてきた。リゲルは「私ごときには到底立ち向かえないだろう」と言ってシリウスを攻撃する。シリウスと「私」は重傷を負い、かろうじてバンパイアのレアから脱出する。脱出して廃墟へ戻ったシリウスは、プロメテウスに自分たちはだまされたと嘆く。ナインを救出することよりも、ASC制御器とペイトランを守ることを優先することにする。

    シリウスが負傷から回復する間、フォートルイーナに潜伏する邪教について調査することにする。雑貨商人のサリーは、廃墟に滞在している人々が仲間だと聞いたと言い、邪教徒を調査しているのかと尋ねる。弟が付き従っていた黒魔道士が邪教の教主を務めていたことを教えてくれる。サリーの弟レフは、フォートルイーナの各地に広がる邪教徒の隠れ家の位置を覚えていた。サリーは爆弾を渡し、隠れ家を破壊してほしいと頼む。邪教徒の隠れ家を破壊すれば、彼らが表に出てくる可能性があるため、依頼を引き受ける。爆弾で破壊している途中、三つ目の隠れ家で壊れたワープ回路を一つ発見する。サリーはそのような物を見るのは初めてだが、専門の鍛冶屋なら回路を修復して用途が分かるだろうと言う。現在、フォートルイーナの鍛冶場にいるのはアルバイトのヒデだけだ。ヒデは鍛冶屋が戻ってきたら渡しておくと言う。

    廃墟へ戻る途中、仲間たちがソルメを通じて急いで呼び出す。廃墟に戻ると、シリウスは一行に、ナインがバンパイアの毒に感染してスパイになったこと、そしてプロメテウスの首長がリッチとなった前々代の賢者リゲルであることを伝えたという。シリウスは、ペイトランまで弄ばれることがないようにしようと言い、それぞれの調査内容をまとめる。

    リーンは、プロメテウスの計画に踊らされていたことにぞっとする。しかし彼らも結局、シリウスを殺す計画に失敗したため困っているだろうと言う。今最も大きな問題はASC制御器の位置であり、プリドが捜索中だ。アリオネルはシルバーウッドのせいでアイクを思い出したと言って泣き出し、ユアンはシルバーウッドを捕らえたが、まだペイトランの痕跡は見つけられていないという。現在、ミスティックブレーダーが尋問中だ。シリウスは、シルバーウッドが暴走するペイトランに対処できず、逃してしまった可能性を考え、ペイトランが魔王として覚醒したのではないかと心配する。

    一方、リーンは「私」に一つ頼み事をする。リーンはASC制御器の位置を調査する中で、魔法師ギルドの高位幹部が大幅に入れ替わった事実を突き止めた。おそらくプロメテウスが魔法師ギルドを掌握したようだ。また、魔法師ギルドの幹部の一人が、メタルクランとの同盟のために下水道の隠れ家でメタルクランと共に活動しているという。リーンはこれを妨害すべきだと判断した。フォートルイーナの南西方向にある下水道の隠れ家へ潜入し、手当たり次第に破壊してプロメテウスの計画に一撃を加える。

    悲しみを埋めて

    • 悲しみを埋めて(58-64)
    1. シルバーウッドの襲撃
    2. 悲報の伝達
    3. 危機のシリウス
    4. 隠されたスパイ
    5. アルデバランの死
    6. フォートルイーナへ

    突然、ナインが嫌な予感がすると言って呼びに来る。プロメテウスがペイトランを探し出して襲撃するかもしれないという。急いで宿に戻ると、アリオネルが泣いている。シルバーウッドが奇襲してきて、ペイトランが暴走する中、アイクがアリオネルを守ろうとして死んだという。ペイトランはシルバーウッドに連れ去られた。アリオネルは、シルバーウッドがどうやって自分たちしかいないことを知って押し入ってきたのか、いぶかしんでいる。

    アイクの死に仲間たちは憤慨する。リーンはシルバーウッドに代償を払わせると誓い、プリドはペイトランを守れなかったことを悔やむ。ユアンは冷静に状況を整理しながらアリオネルを心配する。ユアンは、アリオネルがペイトランを守れなかったことに罪悪感を抱いているようだと言う。プロメテウスがASC制御機を手に入れた場合に起こることを懸念している。

    ベラドリックスはアイクの死に衝撃を受けるが、まずはペイトランを取り戻し、プロメテウスの正体を明らかにすることに集中しようと主張する。解析の結果、プロメテウスの本拠地はフォートルイーナだった。ただし、ヘイルはシリウスと連絡が取れないため、解析した地図をアルデバランに送ったという。ベラドリックスは地図を持って行き、シリウスの無事を確認してほしいと頼む。

    シリウスの隠れ家へ行くと、ぞっとする気配を感じる。もう少し遅れていたら、シリウスはバンパイアの魔物たちに襲われていたところだった。シリウスを危険から救うと、シリウスは地図を持って行きながら、傷の治療に使う氷河草を手に入れてきてほしいと頼む。

    シリウスは、宿と隠れ家の位置を知っている者は自分たち以外にいないとして、内部にスパイがいる可能性を指摘する。もしかすると、本来の意思とは無関係に洗脳され、操られているのかもしれないという。

    シリウスは新しい住みかを探して身を隠すと言い、アルデバランに内部のスパイについて情報を聞いてみてほしいと頼む。しかし、アルデバランはすでにプロメテウスに殺されていた。ベラドリックスはアルデバランの最期を看取ったミスティックブレーダーを紹介してくれる。ミスティックブレーダーはもともとシルバーウッドを追っていたが、アルデバランを知って協力していたという。シルバーウッドが彼の目を奪っていったそうだ。アルデバランは死の直前、ミスティックブレーダーに調査記録を渡し、スパイの名を明かした。すなわち賢者リゲルだ。

    一行はまずアルデバランの遺体をポートルクスの海岸に埋葬し、仲間を集めて対策を話し合う。会議の結果、フォートルイーナにあるプロメテウスの本拠地を襲撃することにした。

    魔王の源

    • 魔王の源(73-76)
    1. 真実の樹液
    2. シルバーウッドの真実
    3. 危険警報
    4. 魔王の覚醒

    捕虜にしたシルバーウッドから情報を得るため、尋問することになる。シルバーウッドはペイトランの行方について話そうとせず、抵抗している。ユアンは良い方法を思いつく。古代コア技術の中に、脳神経を刺激して真実だけを話させる樹液がある。ユアンにメタルクランの古代実験研究室から真実の樹液を取ってきてもらうよう頼む。メタルクランのレアで副作用の警告が付いた薬を手に入れる。ミスティックブレーダーは自分は目が見えないので、代わりに薬を使ってほしいと頼む。

    真実の樹液を投与すると、シルバーウッドはすべてを打ち明ける。魔王の暴走は誰にも止められない状態だ。また、魔王はすなわちファウストであり、セイントバレンタインでもあった。ASC制御器を作ったのも、封印したのもすべて魔王だ。誰にも彼を止めることはできない。

    ミスティックブレーダーはシルバーウッドの言葉を完全には否定できない。セイントバレンタインが魔王を封印するところを目撃した者は誰もいないからだ。ペイトランが魔王として覚醒した時に備え、対策を立てなければならない。仲間たちにその事実を伝えると、皆が驚愕する。

    リーンは伝え忘れていたことがあると言って、呼び止める。ベラドリックスとシリウスが急いで探していたという。ひとまずユアンがシリウスと共にポートルクスへ向かったが、急を要する事態のようなので、ひとまず後を追ってみるように言われる。官邸へ行くと、ポートルクスとフォートルイーナの各地が魔物クランに襲撃されているという。

    シリウスにシルバーウッドから入手した情報を伝えると、シリウスは深く考え込んだ末、ペイトランがそうであるように、セイントバレンタインとドクター・ファウストも現王と魔王の別の姿かもしれないと言う。ベラドリックスは、完全に魔王として覚醒する前にペイトランを見つけ、暴走を止めなければならないと言う。まだフォートルイーナで攻撃されていない場所は、ファンタズマルクランのレアだけだ。そこでペイトランを探してほしいと頼む。

    そこで暴走し始めたペイトランに出会う。ペイトランは力を制御できないと嘆き、運命を恨む。そして自分の短剣を渡し、いつか人々を傷つけようとしたら、これを使って自分を殺してほしいと頼む。

    ペイトランの短剣を受け取ったベラドリックスは、自分たちは王を守れなかったようだと混乱する。そして、いつかその短剣を使うことになりそうだから、大切に保管すると言う。一方、シルバーウッドは真実の樹液の副作用で脱出した。

    アンデッドグラウンドを探して

    • アンデッドグラウンドを探して(77-79)
    1. ヒデのミス
    2. プリドの聞き込み調査
    3. ヘイルの実験体
    4. 恩返しするヘイル

    ポートルクスの倉庫番シュランスキーに呼ばれて行ってみると、フォートルイーナのヒデから急ぎの伝言が届いたので行ってみるように言われる。ヒデに会うと、鍛冶屋が長期間留守にしていたため、自分でワープ回路を修復しようとして誤って壊してしまったという。それでも成果はあった。内部部品の中からASCという文字列を発見したのだ。フォートルイーナの鍛冶屋はそれを見て、もしかすると強力なエネルギーが凝縮されたものかもしれないと言ったという。それを受け取って仲間のもとへ戻ると、ユアンはプロメテウスがASC制御器の位置を把握しているかもしれないので、シリウスに聞いてみようと言う。シリウスは、このように記録を残すのはアンデッドクランの習性だと言い、自分とナインを襲ったのも、リゲルの守護兵も、すべてアンデッドクランの魔物だったことを思い出す。これでアンデッドクランがプロメテウスと手を組み、共に行動していることが確実になった。シリウスはアンデッドクランの主要な生息地にプロメテウスの本拠地があるのだろうと推測する。そこはまさにアンデッドグラウンドだ。しかしシリウスは、今重要なのはプロメテウスの本拠地よりもASC制御器の位置だと言う。

    ASC制御器を探しに行ったプリドからは音沙汰がない。シリウスは連絡がない以上、成果もないだろうと言う。現在プリドはポートルクスの旅行者宿に滞在し、聞き込みをしていた。しかし賢者の塔でも知らない者が大半であるASC情報を一般人が知っているはずもなく、当然成果はなかった。ひとまずプリドは港の管理人に調べてもらうよう頼んだという。

    そんな中、港の管理人ポーターからようやく知らせが届いた。ポーターは研究者ヘイルならASC制御器について知っているだろうと言う。しかしヘイルはまたギャンブルにのめり込み、今ではこれまで集めてきた高級実験体まで売って資金を作ろうとしているという。ポーターは、彼に高級実験体メカメンダー+を捕獲して届ければ、答えを聞けるだろうと提案する。プリドは先にフォートルイーナへ戻り、「私」はヘイルに捕らえてきた実験体を引き渡して会うことになる。話を聞くと、ヘイルの師匠がアンデッドグラウンドにASC制御器を隠したという。

    王殺しの任務

    • 王殺しの任務(80-87)
    1. アンデッドグラウンド
    2. ファンタズマルクランの湖
    3. 最後の黙示録のカード
    4. 特別な装置
    5. 犠牲
    6. さようなら、ベラドリックス
    7. 棺を持って
    8. ユアンの危機
    9. 涙をこらえて

    ヘイルからASC制御器が本当にアンデッドグラウンドにあることが確実になると、一行はともに移動する。シリウスは、ペイトランが魔王として覚醒して暴走しているようだと話し、すでにアブソリュートコアの欠片を二つ以上持っている可能性について語る。もしそれが事実なら、最後の手段を準備しなければならないという。 その最後の手段とは、王の殺害である。六つの星はそれぞれ二つの使命を生まれながらに持っており、その中で王と対峙してその力をくじくことができる二人こそ、アリオネルとユアンである。ユアンの二つ目の使命は王殺し、アリオネルの二つ目の使命は封印だ。ペイトランがセイントバレンタインのように自ら封印するかどうかは分からず、その結果を保証できないため、光の星々には二つ目の使命が存在するのである。 アリオネルは封印について聞くと、ペイトランに同情する。一方、ユアンは使命をすぐに受け入れる。自分が任務を放棄すればネバレス全体が地獄に変わるのが怖いと言い、王殺しの武器を探しに出る。ベラドリックスはアリオネルの二つ目の使命はあまりにも過酷だと言うが、当のベラドリックスの使命は犠牲である。 その後、一行はリーンとプリドがASC制御器を、ミスティックブレーダーがシルバーウッドの追跡を、ベラドリックスとアリオネルがペイトランの封印を準備することにする。 シリウスは、黙示録カードはもう一枚残っており、それをファンタズマルクランが持っているという。ファンタズマルクランがそれをどうやって手に入れたのかは分からないが、ファンタズマルクランはそれによって種族の繁栄を成し遂げたという。シリウスは自ら行こうとしたが、リゲルに負傷させられて以来、動くのが容易ではないと言い、それを取り戻してほしいと頼む。 レイクインダスクでウルクを狩り、黙示録のカードを手に入れると、シリウスはこのカードが世界を救う鍵になるだろうと言い、テスキーにカードを届けるよう告げる。プリドとともにテスキーへ最後の黙示録のカードを届けると、テスキーは[1] 面倒そうにしながらも特別な装置を作ってくれる プリドはテスキーから特別な装置と黙示録のカードを受け取り、戸惑いながらシリウスのところへ行こうと言う。シリウスはテスキーから特別な装置を受け取って戻ってくれば、その使い道を教えてくれる。その装置には黙示録カードのエネルギーを充填し、魔王の力を一時的に停止させる力がある。シリウスはいつか必要になる時が来るだろうと言い、『私』に装置を手渡す。

    シリウスから特別な装置の使い方を聞いた後、プリドは自分は少し時間がかかるので、アリオネルとベラドリックスだけにしておくのが不安だと言い、先に亡者の家へ戻るよう勧める。 しかし到着した時には、すでに手遅れだった。中からアリオネルの叫び声と、誰かが争う音が聞こえる。急いで中に入ると、アリオネルがすすり泣いている。アリオネルは何があったのかを話してくれる。 ペイトランはファンタズマルクランからコアの欠片を一つ奪い、二つの欠片を集めた。しかし現実に絶望し、自分を封印するためにベラドリックスとアリオネルを訪ねてきた。だが、アリオネルがためらっている間に、シルバーウッドが欠片を奪うため襲撃してきた。ベラドリックスはペイトランを救い、代わりに自ら犠牲となった。そしてペイトランはまたどこかへ消えてしまう。 ベラドリックスはシルバーウッドを阻む際に致命傷を負っていた。ベラドリックスは自分の使命に忠実だっただけで、ペイトランが無事でよかったと言い、ネバレスを守ってほしいと遺言を残して息を引き取る。シリウスはアリオネルとベラドリックスだけを残すべきではなかったと後悔しながらも、二人の死を無駄にしないよう励ます。 シリウスは、ベラドリックスが賢者の塔所属であるため民間ではなく、ポリス当局で葬儀を行う必要があると言い、『私』にベラドリックスの遺体をデザートスクリームへ運んでほしいと頼む。また、激怒したユアンが一人で王殺しの武器だけを持って魔王のもとへ向かうと、急いで伝令を送り救出させる。 リーンとプリドが調査しているが、ASC制御器の行方は見つからず、ミスティックブレーダーの追跡も成果がない。シリウスは魔王の暴走が速まっていることを懸念する。まだ住民に被害はないが、いつまでこの状態が続くかは分からない。 シリウスは『私』にアリオネルを魔王と接触させ、王の伴侶が二つ目の使命を試みる様子を見守ってほしいと頼む。魔王の気配が強く噴き出しているため、アリオネルは本能的に魔王を見つけられるはずだという。また、以前ペイトランが『私』にくれた短剣にはペイトランの意志が宿っているため、その短剣を通じてペイトランと話せるだろうと推測する。 ペイトランに会って戻ると、皆が無事に戻ってきてくれてよかったと言う。シリウスはペイトランを弱い子供だと思っていたが、自ら封印を選ぶほど強い意志があったことに感嘆する。しかしプロメテウスが魔王より先にASC制御器を見つけ出せば、ペイトランの意志が残っていたとしても自己封印は不可能な状況になる。


    1. フォートルイーナの研究室からグリーンディスパイアの研究室へ戻ってきた状態である。

    大破壊の根源を破棄する

    • 大破壊の根源を破棄する(88-99)
    1. バンパイアの城
    2. リゲルの痕跡
    3. 潜入の準備
    4. プロメテウスの本拠地
    5. リッチとなったリゲル
    6. ASC制御器
    7. シリウス、眠りにつく  └ 序幕
    8. 破壊された賢者の塔
    9. 封印
    10. 残された者たちの道
    11. 追悼の碑石
    12. 人間の時代を開く

    プロメテウス一味の本拠地で、奇妙に彫刻された透明な氷の指輪を発見する。シリウスは氷の指輪を見て、それがリゲルの持っていた指輪だと気づく。リゲルには、所持品に自分の属性を付与する習慣があった。その氷の指輪は持ち主に従って移動するため、リゲルがいる場所がプロメテウスの本拠地であることは明らかだった。 シリウスの予想どおり、リゲルの氷の指輪と氷城の入口が反応する。しかしシリウスは、数的不利のため今すぐ本拠地を掃討するのは難しいと判断し、まず彼らの動向と状況を把握しようとする。つまり、「私」が潜入してプロメテウスの本拠地に盗聴装置を設置し、監視することを望んでいる。その結果、ASC制御器の位置が明らかになる。 シリウスはリーンとともに亡者の塔へ乗り込み、リゲルの部下たちと戦う。激しい戦いの末、リーンは負傷し、シリウスは一人でリゲルと戦う。シリウスは致命傷を負い、「私」に救助されるが、自分ではなくASC制御器を先に救うべきだったと言う。ASC制御器の存在に人類の運命が懸かっているからだ。魔王はASC制御器を破壊し、ペイトランの自我から完全に自由になろうとしている。プロメテウスはASC制御器を通じて魔王を制圧しようとしている。現在、ASC制御器は魔王の攻撃によって弱体化している。シリウスは「私」にASC制御器の破壊を頼む。 ASC制御器を破壊し、先代の賢者リゲルを倒すが、シリウスの負傷は致命的だった。シリウスは、魔王の中に残るペイトランの意志を信じて待つべきだという遺言を残し、ついに死亡する。一行は皆、シリウスの死を悲しんだ。

    シリウスが死亡し、亡者の家に仲間たちが再び集まった。アリオネルはシリウスの死を悼み、もう自分のそばを離れる人がいなければいいのにと言う。すべてがペイトランの意志に懸かっていることに無力感を覚える。シリウスが死亡したと知ったプリドは、移動が意図せず遅れてしまったと言い、これから誰を信じてついていけばいいのか混乱する。ミスティックブレーダーは、自分がプリドと連絡を取れなかったために結果が変わってしまったようだと謝る。そして、魔王の封印を待ちながら、失敗した場合にも備えなければならないと言う。 しかし悲しみに暮れる暇もなく、ペイトランがアリオネルを永遠の祭壇へ連れていく。あまりにも突然の出来事だったため、誰も止められなかった。 リーンは、これがペイトランの意志なのか、それとも魔王が自分自身を封印しようとしているのか疑問に思う。アリオネルによって大破壊を防ぎ、魔王を封印すると、リーンは結果的に不完全な人間の時代が訪れることになった事実に苦い思いを抱く。それでも皆が無事であることに安堵する。 ペイトランの封印が終われば、ユアンはこれからアリオネルが自分を十分に守れるようになるまで成長するのを助けると言う。プリドは、以前シリウスが黙示録のカードを見るたびに守護の剣を覚えておけと言っていたと話す。そしてプリドは、生き残った守護の剣を探しに旅立つと言う。リーンはシーフギルドを再建し、自分を助けてくれた人々を助ける方法を探すと言う。ミスティックブレーダーは再びシルバーウッドを追跡すると言う。どちらか一方が死ななければ、この物語も終わらないだろうと。 「私」がこれから何をするのか尋ねた後、これからすることが分からないなら仕事を一つ与えると言う。ミスティックブレーダーは、自分たちより先に亡くなったアイク、アルデバラン、ベラドリックス、シリウスを追悼する小さな碑石を作ってほしいと頼む。自分が作っていたものが亡者の家の近くに未完成のまま残っているので、それを完成させてほしいと言う。

    戦雲

    • 大破壊の根源破棄(88-99)
    1. 愚かな戦争
    2. 命を脅かす寒さ
    3. 止まない雨
    4. 神殿ガーディアンの怒り
    5. 賢者の塔、分裂する

    フアン大陸で起きた戦争は、まだ終わっていなかった。倉庫ガードのコックスは、ネバレスポートサービスを通じて入ってくる知らせについて教えてくれる。現在、ネバレス全域は大騒ぎになっていた。ジュディンとメディナクの間で戦争が起こった後、休戦となり、魔物に関する調査も中止された。傭兵団は給料のために戦争を起こすようけしかけ、魔物たちは暴走し続けている。さらにはフォーガトゥンルーインの魔物たちまでデザートスクリームに侵入している状況だ。

    コックスはジャイアントスコーピオン討伐の依頼をひとまず受けていたが、解決してくれる人がいないため、ただ手をこまねいていたという。この状況のせいで、コックスは疑念を抱いていた。しかしコックスは何をするのが正しいのか悩みながらも、伝説の中の危険は実感しにくいものであり、目の前の生存を気にするしかないのが人間ではないかと問い返す。

    コックスの依頼を受けてフォーガトゥンルーインへジャイアントスコーピオンを狩りに行くと、ブラックバードという人物に出会う。ブラックバードは自分の正体を明かす代わりに、シリウスが自分の運命を予感し、「私」を自分のもとへ送ったという理解しがたい話をする。ブラックバードは、ネバレスが主権を取り戻すのか、それとも大破壊によって崩壊するのかは守護騎士たちの手にかかっていると言う。また、人間たちが分裂したとしても、それは超越的な力の指示ではなく人間の選択なのだから、新たな始まりを迎えられるだろうと語り、明確な主体性を持っていてほしいと願う。

    一方、ミドレス大陸では厳しい寒さが続いている。フィッシャーは、これほど寒さが厳しくなったのは初めてだと言い、何らかの災厄が起こる前兆ではないかと考えている。フィッシャーはアンデッドグラウンドのバーサークグールを狩ってほしいと頼む。あまりにも寒いため、一部ではアンデッドの呪いだと主張する人もいるという。フィッシャーはその噂を信じていないが、人々の不安を解消する方法が必要だと言う。やはりバーサークグールを倒しても、変化はなかった。

    パストル大陸では豪雨が果てしなく降り続いていた。洪水の被害があまりにもひどく、ポリスも賢者の塔もどうすることもできない状況だった。そんな中、ある人々が雨を止ませる呪文の入った本の存在を知ったという。しかしその本は、レイクインダスクのジダシィというオークメイジが持っている。

    ジダシィを討伐し、ネイドラーが紹介してくれた人物を訪ねると、ブラックバードに出会う。ブラックバードは、人々がこのようなものを探すほど切迫しているのだろうと言い、問題は解読ではなく、災厄が終わるかどうかだと語る。魔王はすでに覚醒を始めており、人間の時代を継ぐための動きもすでに始まっているという。そして、人間の時代を開きたい者たちも魔王が消えることを望むだろうが、魔王が消えれば同盟も終わるだろうという意味深な言葉を口にする。

    ポートルクスではゴーレムたちが突然暴れ始めた。シュランスキーはブラックバードについて教え、その人物なら解決方法を知っているかもしれないと言って、ブラックバードを探してほしいと頼む。聞き込みの末、雑貨商人のヘムプリックが居場所を教えてくれる。ブラックバードは、アンデッドグラウンドでゴーストブレーダーの指輪を手に入れて持ってくれば、ゴーレムを落ち着かせられると教える。ただし、あまりにも古い記録なので効果があるかは分からないと付け加える。シュランスキーは効果があるといいなと言いながら、指輪を持ってオフィサーを訪ねる。

    オフィサー・モリソンは、賢者の塔の雰囲気がただ事ではないと言う。フアン大陸は賢者プロキオンが、パストル大陸は賢者カペラが担当していた。突然、彼らは賢者の塔からの独立を宣言した。モリソンは、ネバレスの戦士たちがどちらか一方を選ぶことになるだろうと言う。ブラックバードを訪ねると、彼は戦争は避けられないものになったと言い、賢者たちについて説明してくれる。カペラは平等な社会を追求する。プロキオンは絶対的な指導者を追求する。ブラックバードは、よく考えてから陣営を決めるよう勧める。

    奇妙な旅人スカイルド

    1. スカイルドの大ぼら
    2. スカイルドとリズホーン
    3. スカイルドの機転
    4. スカイルドのたわごと
    5. スカイルドの秘密
    6. スカイルドと新しい コロニー
    7. スカイルド、食い逃げする
    8. スカイルドのバイク

    倉庫ガードのコックスから呼び出しを受ける。スカイルドという人物からメッセージが届いたという。コックスはスカイルドのメッセージを自ら読み上げながら、その大げさな口調に恥ずかしそうにする。スカイルドに会うために訪ねていくと、スカイルドはメッセージ特有の大げさな口調で嬉しそうに出迎えてくれる。スカイルドはストーンビートルを一度で制圧する技を教えてやると言い、捕まえてくるよう命じる。しかし、スカイルドの方法とは実に奇想天外なものだった。耳をつかんで手当たり次第に殴りつけるのだ。スカイルドは習ったことはすぐに復習しろと言い、逃げるように姿を消す。

    二度目の出会い。スカイルドはリズホーンをたくさん狩っていると、いつか額からサンダービームを発射できるようになると教えてくれる。そして、ペットにしたいモンスターについて長々と演説する。しかし、いざリズホーンを狩ると、本当にサンダービームを撃ちたかったのかと笑い出す。

    三度目の出会い。スカイルドはこれまでだましていて申し訳ない、謝りたいと言う。そして、謝罪のしるしに良い情報を教えてやるという。それは、ツーヘッドハウンドの頑丈な皮を売れば大金を稼げるという話だった。不審そうに見つめると、スカイルドはだまされてばかりの人生だったのかと責める。実際にリベットのところへ皮を集めて持っていくと、リベットはなぜこんなごみを拾ってきたのかと言い、お金が必要ならツケにもできると話す。

    四度目の出会い。スカイルドは実は高貴な家柄の出身だと主張する。また信じないならメチアスのところへ行って聞いてみろと言う。メチアスは、スカイルドが持っているミズ家の家宝をすぐに見抜いた人物だという。ネバレスでミズ家を知らない者はいないと舌打ちする。しかし、メチアスは事実を訂正してくれる。スカイルドがミズ家の後継者候補だったのは事実だが、スカイルドがあまりにも騒ぎを起こすため、家出することも気にせず、家出の際にミズ家の家宝を持ち出したため追跡しているのだという。スカイルドのところへ戻って問いただすと、スカイルドは家出を否定し、より大きな世界へ出てきただけだと抗弁する。

    五度目の出会い。スカイルドは、グリフォンは実は賢者の塔が指定した天然記念物なので、グリフォンを狩ると大変なことになるとまくし立てる。これまでの前科のせいで信じないでいると、スカイルドは自分で狩ってみろと言う。そうすればオフィサーが叱るために呼び出すだろうと。オフィサー・ダンハイクに尋ねると、ダンハイクは苦笑する。ここ数日、何人かの戦士が同じ質問をしてきたからだ。ダンハイクは、天然記念物など存在しないし、仮に存在したとしても魔物を保護するはずがないという、常識的な答えを教えてくれる。そして最後まで天然記念物ではないと強調する。

    六度目の出会い。スカイルドは、新たにできた特別管理コロニーであるポートルクスの存在を教えてくれる。そして、そこにいる恐ろしく巨大な石の怪物のせいでエクシリアン島が沈みかけており、1か月間船に乗って行かなければならないと大ぼらを吹く。ワープゲートで移動できないのかと尋ねると、スカイルドは、それが可能なら今さらコロニーを作ったと思うのか、少しは勉強しろと叱る。そしてポートルックスのガードは絶世の美女だと聞いた、いつか必ず会ってみせると言う。

    七度目の出会い。いつもと違い、スカイルドは絶体絶命の危機に直面した、自分を助ける栄誉を与えるから早く来いと言う。対面すると、スカイルドは現在ミズ家に深刻な財政難が訪れており、これを防げなければ家が滅びるかもしれないと言う。そして投資だと思ってお金を貸してくれと要求する。お金を貸そうとしないと、ひどすぎると駄々をこねる。結局スカイルドはお金を持って姿を消すが、家が滅びる危機だと言いながら楽しそうに笑い声を上げる。「自分」が先に立ち去ったと思ったのか、再び現れると驚き、殴らないでくれと懇願する。

    8回目の対面。素晴らしいものを見せると言って、会おうと誘ってくる。スカイルドはバイクに乗って現れる。どうやって手に入れたのかと尋ねると、この世にお金で解決できないことはないとうそぶく。状況から見て、前回借りたお金で購入したのは明らかだ。スカイルドは、自分が出す試験に合格すれば新しいバイクを1台あげると言う。その試験とは、レイクサイドへ行ってダークノールの剣の欠片を手に入れてくることだ。しかし、いざ剣を持っていくと、役に立たない剣の欠片を持ってきたと落胆する。ダークノールの剣の欠片を持ってこいと言ったのではないかと問い詰めると、スカイルドは覚えていないような反応を見せる。バイクカードを要求すると、高価なものだから渡せないと言い、代わりに別のものをくれる。


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